橋下徹大阪府知事の朝礼に反論した大阪府職員について
今、話題の橋下大阪府知事が行った朝礼について、その場で反論?意見?をした大阪府職員の話をネットで見ました。(詳しくはコチラ )
皆さんはこの記事を見てどういう言う風に感じられましたか?
サービス残業については私も肯定はしませんが、ここまで言ってしまうと橋下知事が言ったような反論になるのも感情的には理解できるところもあります。
どんな正しい意見であっても”伝え方”と”言葉遣い”を間違えると、それは受け入れがたい(正論ではなくなる可能性がある)意見になることもあります。
事なかれ主義では改革は進まないので、上司に直接言い難い意見があれば気軽に連絡をしてほしいという、橋下知事の考え方は目安箱に似た意見集めの仕組みだと私は理解しています。
これは不正や不平・不満を集めるだけでなく、広く改革に対する意見を募集するという側面を持っているはずです。
今回のような発言の内容を一般企業で行ったとすれば、途中で誰かが話をさえぎる事をしたはずです。
それをせずに話が進んでいったという事は、そこにいた全員の意見の総意と言われても仕方がありません。
見て見ぬふりをしていて、その人だけを責める(責任を負わせる)のはどうかと思います。
また、一般企業で言えば社長にあたる橋下知事に対しての言葉遣いという面でも社会人の常識からかけ離れていると言わざるを得ません。
意見というものは自分と相手の立場を考え、もし目上(役職が上)の人に対して行うのであれば、それなりの資料や根拠をまとめ、論理的に伝えるべき場でキチンと伝えのが正しい方法です。
場を考えず、状況も考えず、ただ感情に任せるだけの言葉は意見ではなく、不平・不満・愚痴と言います。
不平・不満・愚痴からは何もプラスのものは生みません。
なぜならその中身には批評はあれど改善案などの意見は含まれないからです。
そのような事を朝礼の場で言ったとしたら認められるはずもありません。
一般企業においての朝礼と官公庁で行われる朝礼は「朝礼」という言葉は同じでも内容が違うように思われます。
一般企業では数値目標への確認や共通認識(理念共有)など業務内容や通知・通達を行う性質があると思いますが、官公庁では“訓示”に近いのではないでしょうか。(間違えていたらスイマセン)
ましてや社長(知事)が話している最中に割って入る(遮る)のはどうかと思います。
今回の件で、発言した女性を責めるだけでなく、体質自体を見直さなければ組織の抜本的解決は難しいのかもしれません。
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