またも残酷で悲しい事件・・・ | 福岡で頑張る社長のブログ!

またも残酷で悲しい事件・・・

北海道の苫小牧市で計画的に自宅に長男(5歳)と三男(1歳)を1ヶ月以上放置して三男を餓死させた事件の公判があったようです。(詳しくはこちら


長男は生米や冷蔵庫のマヨネーズなどで飢えをしのいで母親の帰りを待っていたようです。

あまりにもひどいです。

記事を読みながら涙が出てきました。


餓死した三男の辛かったであろう気持ち、その遺体と一緒に過ごした長男の心の傷はいかばかりでしょう。


なぜ、児童相談所や児童養護施設に相談しないのでしょうか?

全国にはこれだけの児童養護施設 とこれだけの児童相談所 があります。


お願いです。相談してください。

子供の命は親の勝手で消してはいけないのです。


この事件の長男もこれだけの事をされても母親が帰ってきたら「ママ遅いよ」と駆け寄ったようです。

こんなひどい母親でも子供にしたら唯一頼れる、甘えられる存在が親なのです。


子供があまりにも不憫です。可哀想すぎます。


私はある事情から児童養護施設の子供たちの事を知っています。

今の入所してくる子供たちは児童虐待やネグレストで入所してくる事が大半と言うことを聞いています。

しかし、その子供たちと話したり触れ合ったりすると、心の傷を感じさせないぐらい、子供特有の目をキラキラさせて笑顔で近寄ってきます。

本当に可愛いです。

児童虐待をされたりネグレストで命を落とすくらいなら、児童養護施設で愛情を注がれながら大きくなった方がいいです。


実際には児童養護施設の受け入れ人数より入所が必要な人数の方が、ある統計では1万人以上多いようです。

日本の児童養護施設のほとんどは定員一杯でパンク状態です。

私立の児童養護施設を運営されている方もたくさんいらっしゃいますが、行政からの援助は微々たる物です。


この事件のような子供たちを増やさないためにも、日本の未来を作る子供たちの将来の為にも、政治や行政はこういった面にも目を向けて欲しいと思います。

予算を振り分けて欲しいと思います。


防衛省への水増し請求額や表ざたになった裏金の金額のわずかでもこういった施設に振り分けてもらえれば今より多くの子供たちが助かります。


もし、このブログをご覧になられた行政関係の方がいらっしゃいましたら、お願いです。


予算を振り分けてください。


心からお願いします。