2.5%UP
「2.5%UP」この言葉を見たときに何を考えましたか?
これは平均40組のお客様が来店するとして1組増えたらどうなるかを表したものです。
たった1組ですよ。
飲食店の場合、ピーク時間は決まっています。
ランチなら12-13時、ディナーなら業態によって差はありますがだいたい19-20時でしょうか。
この時間に1組のお客様を昨年より増やしたら前年対比2.5%UPという事になります。
ピークタイムはスタートの出来と一回転目の入れ替わりのスピードが勝負だと思います。
これがうまくいくとスムーズにお客様をご案内できて待ち時間もかかりません。
このスムーズな流れを作るために必要なのは、初動の速さと中間サービスです。
お客様が来店されることを予測してキチンとお出迎えが出来る体勢で待っていること。
来店をされたら待たせることなく客席へ誘導し、すぐに新客サービス。
オーダーテイクがあり、調理⇒提供。
どの部分でも待たせない事が肝心です。その為には初動を早くする事。
ようは動き出しを早くキビキビと動くという事です。
この30秒や1分の積み重ねが2回転目の流れに影響を及ぼします。
また、中間サービスで出来るだけ呼ばれることなく、先に先にサービスが出来る事。
目配り・気配り・心配りで快適なお食事の空間と時間を演出し、中間サービスで
満足感を高めます。そして中間バッシングで不必要な空き皿を下げる事が、
次のバッシングにつながります。
いらない空き皿が少ないほどバッシングは早くなります。
当然、人手も時間もかからず、セッティングにかかる時間も短縮されます。
空き皿を下げるといっても、何でもかんでも下げてはいけない事はお分かりだと思います。
無駄のない動きやサービスの事を2Wayサービスや1Way2Jobと言いますが、この事を徹底する事で本当にスムーズにお店は運営できます。
ここでも1分や2分の短縮があれば確実にウェイティングのお客様を1組は増やす事が可能です。
この事からも人員も増やさず、メニューも変えず、今のままでも十分に売上を上げる事は可能なのです。
一度実践してみてください。本当に上がります。