大会23日目(ポルトガルvsフランス)
「ラストダンス最終章へ」
絶好調フランスと調子は良くないが勝負強いポルトガル
果たしてジダンはこの試合でも輝くのか?
はたまたデコがジダンに引導を渡すのか?
注目すべき点はもう1つある。
それはイエローカードである。
フランスには既にイエローを貰っている選手が6人いるが、
その中にジダンの名が!
主審はカードを提示した時点で、この試合がジダンのラストゲームになる
ということを頭に置きながらジャッジをしなくてはならない。
スタメンは両チームともにフルメンバー。
前半
バランスに優れたチーム同士の対戦らしく中盤での攻防が激しい。
しかし、全体的にポルトガルが押し気味。
ピッチ全体を見渡してもポルトガルの方が上手く
スペースを埋めている気がする。
ただ、パウレタが完全に消えている(結局前半は全く出てこなかった)
サイドを上手く使って攻めていたポルトガルだが、
前半33分ペナルティエリア内でのアンリの切り替えしに
カルヴァーリョがついていけず足を出してしまう。
倒れるほどのものでは無かったが、
抜かれて足を出してしまった時点でカルヴァーリョの負け。
しかし、アンリの演技力は・・・
これにより得たPKをジダンがキッチリ決めフランス先制!
0-1!
この後フランスはリスクを冒さず前半終了。。。
後半が始まってもフランスが守備的に進める。
そして、ポルトガルに問題発生!
後半17分ミゲルが負傷により交代。
今大会いいパフォーマンスを見せていただけに残念。。。
(ここはバレンシアファンとして。試合はフランスを応援)
続けて後半23分パウレタoutシモンin
まぁ70分近く出場して、まともなシュート1本。
しかも、それ以外はいたの?って状態だったので当然の交代かも。
しかし、流れは全く変わらない。
フランスはジダン+アンリ+1の3人だけで攻め完全に引きこもる。
こうなったら経験豊富なフランスから得点を奪うのは至難の業である。
ポルトガルは前半よく打っていたミドルすらも打てなくなる。
ただ時間だけが過ぎ・・・
後半ロスタイム
ポルトガルCK時にGKリカルドも上げて攻めるが得点は奪えず。。。
フランス決勝進出!!
フィーゴのW杯は終わり、ジダンのダンスはまだまだ終わらない!
経験がポルトガルのサッカーを上回りました。
ヴィエラは全然出てこなかったがスペース消しに徹し、
マケレレはいつも通り走り回り、
テュラムは90分集中していた。
そして何よりイエローカードをサハの1枚に抑えたことが大きい。
これで決勝もフルメンバーで臨める。
決勝はイタリアvsフランス