棟
みなさん、こんちには。
小出順一です。
早くも「世間でいう」初夏が近づいてきました。
ちなみに私は、一年を5季にわけています。春・梅雨・夏・秋・冬。
さて、今月のお話は「棟」です。
数学ビルとはとどのつまり、「比喩を使って内容を俯瞰できる教材」です。
ですから、比喩を使いまくります。覚悟してください(笑)。
「数学ビル」の実体は「棟の集合体」です。
それは例えば「早稲田大学」の実体は「政経学部や大学院の集合体」というのと、同じです。
数学ビルとは複合棟であって、それら棟の集合総称となっています。
また、棟には番号がついていて、左から数えて1号棟・2号棟……のように呼びます。
これは、部屋番号を決める上で非常に重要な概念でもあります。
5階の2号棟なら502号室、のように決まっていきますからね。
……数学ビルユーザーにとっては、これらは復習内容ですね……
さらに、棟の「呼び名」は番号以外にもう一つあります。
それは1-6Fの一号棟なら「数と計算棟」というように、内容自体で呼ぶやり方です。
番号で呼ぶ方法が部屋番号を決める上でのシステマチックな呼称だとすると、
こちらは学習内容に関係するときに使う呼称です。
さらに、関連ある棟は全体に対して同じ壁色・もしくは同系色の壁色になっています。
これは、理屈ぬきに感覚的につながりや分野を知るのに役立てるためです。
例えば緑の壁色をした棟
1-6F 2号棟=数量関係棟
7-9F 3号棟=関数棟
10-12F 2号棟=微分積分棟
は、グラフや表を使うという意味で関連し、下から上にいくに従って発展していきます。
……これらも、ヘビーユーザーの方なら、理解済み内容ですね。
しかし、これらの基礎をしっかり理解しておくことは、あなたの数学力アップに
密接に関係していくため、ときどき確認しておきましょう。
同じ壁色の棟は密接に関連していますが
ならば別な壁色の棟とは互いに無関係か、というと決してそうではありません。
お持ちの方は、数学ビル12階の屋根の形を見て下さい。
この形は、微分積分棟に向かって、ほぼ全ての知識が集約していくことをほのめかしています。
ですから、一般に、上の階へ行けばいくほど、棟ごとの知識は交換しあい、使用しあう度合いが高くなり
溶け込みはじめます。
別々な材料が、煮込み続けると溶け合っていくのと似ています。
しかし、だからといって完成形の料理だけみて、模糊漠然としておいていいわけではありません
憶えておいて下さい、「明確さは力」。
棟が、その部分でしっかり機能していくのです。
あなたの勝利を信じています。
がんばってくださいね。