チェックテストの品質調整
みなさん、こんちには。小出順一です。
早速本題に入ります。
数学ビルはあなたの実力を反映させる、鏡のような役割をすることができます。
それには各部屋の理解度を、市販の問題集の「まとめ問題」(名称は問題集ごとにさまざま)で行い、
その点数を「理解度マーク」にしていけばよいです。
今日お話する内容は、チェックテストの品質を調整する方法です。
とは言っても、お勧めの問題集を紹介するわけではありません。
問題の質を調整するための、問題集側の役割はあまり大きくありません。
市販のものは各社、苦労して制作してあるものがほとんどです。
むしろ比重は、使う側が「どう使うか」にあります。
一言でいうと、勉強とは「教材がやる」ものではないのです。
「教材でやる」ものなのです。
意味がわかりづらかったかもしれませんね。今、肝心なことを言いましたよ。
もう一度、別な表現をしましょう。
「問題集が悪いから勉強ができないのではなくて、問題集を使いこなさないあなたが悪い」のです。
成績が上がらないと、すぐ問題集や参考書のせいにする人がいます。
または学校のせい、塾のせい、先生のせい、親のせい、
はたまたシャーペンや消しゴムのせいにする人までいます。
・・・私も数学で挫折したときは、先生のせいにしました・・・
しかし、人のせいにしているうちは、大きな成果はでてきません。
成績アップを自分の責任にしはじめたとき、成果とは徐々に出始めるものなのです。
でも、これを読んでるあなたは、人のせいにする人ではないことくらい、知ってますよ。
でももしも万一「俺、人のせいにしてるかも」「私も」と思うのならば、
今、勉強の重大な秘訣をひとつ掴んだことになります。
さて、部屋チェックテストやフロアチェックテストの際に品質を一定にする方法ですが
「基礎問題」「標準問題」「発展問題」などのレベル分けがある問題集を使う場合、
一旦レベルを決めたら、しばらくはそのままにするのです。
例えば「標準問題」を使ってチェックテストをすると決めたら、
しばらくは「標準問題」で部屋チェックテスト・フロアチェックテストを行い続けます。
例えば、「方程式は得意だから」と、そこだけ発展問題でチェックテストをし
「空間図形は苦手だから」そこだけ基礎問題でチェックテストをする、
ようなことは避けるべきです。
なぜかといいますと、
「数学ビル」で部屋チェックテストを続けると、
その結果はそのまま「学習カルテ」になるからです。
どこの分野が得意で、どこの分野が苦手かということを、数学ビルを見るだけで、
わかってきます。
それを、自分の得意・不得意に合わせてチェックテストの質を変えてしまった場合は、
どこが得意で不得意かが不明瞭になってしまいます。
といいますのは、簡単な「基礎問題」でスター(81点以上)が出るのと、
難しい「発展問題」でスターが出るのでは、その重みが違ってきてしまうからです。
問題のレベルを一定にしておけば、チェックテストの品質が一定になるがゆえ、
「学習カルテ機能」が発揮されるのです。
それでも次第に勉強ができるようになってきて、今のレベルでは物足りなくなることもあるでしょう。
その場合は、フロアが変わるときがレベルを変えるいいタイミングだと思います。
例えば、中学1年(=7F)のときは標準問題を使っていたところ、スターばかりを取るようになったならば、
8F(=中二内容)に登ったときに、発展問題に変えるといいでしょう。
また、自分は基本問題で充分だと思っていたところ、あまりに簡単過ぎるとなったら、
早いうちにレベルを変えます。
例えば標準問題でやり直します。そのあとは、しばらく標準問題を使い続けます。