数年前より注目されているH.I.I.T. トレーニング。
High intensity interval training の略で、一般的には「高強度・
高負荷インターバルトレーニング」などと訳される。
H.I.I.T.の中でも注目されているのが「TABATAプロトコル」である。
「TABATA式トレーニング」などとも言われているが、海外の
トレーニング界で先にブームになり、後から日本に入ってきた
ものである。“後から…”というのも、TABATAというネーミングから
察しがつくでしょうが、考案者は日立命館大学の田畑 泉教授と
いう方なのです。
簡単に言うと、1セット20秒間の高強度高負荷のトレーニングと、
10秒間の休息。これを8セットくり返し行なうことで、有酸素エネ
ルギーと無酸素エネルギーの双方が最大に刺激されるという理論
なのである。
20秒の運動と10秒の休息=30秒間を8回繰り返すわけですので、
なんとたった4分間の運動ということになる。
「たった4分で~!?」と思うでしょうが、高強度・高負荷ですから、
4分間で疲労困憊になるような種目を実施する必要があるのです。
私は2年ほど前より、この「TABATAプロトコル」をトレーニングの
一環として取り入れてきましたが、とにかく“疲れる”…の一言です。
少しづつ種目を変えた3versionを作って実施していますので、
次回より、種目の紹介をしていきたいと思います。