師走ですな。

今年も、あと3週間。振り返ると、いろいろありました。何といっても3月の大震災。あれはすごかったです。
忘れもしないあの瞬間。まさにプールでパーソナルレッスンをし始めようとした時、プールサイドにいるスタッフが、「揺れてませんか?」と…。私はプールに入った瞬間だったので、その揺れをまだ感じずにいたと思ったら…音を立ててプール全体が揺れ始めた!! プールサイドに飾ってあるサーフボードなどが次々倒れ、プール全体が波を打ち、水があふれ、利用していた高齢者の方々は立ってもいられずしゃがみこむ。プールサイドだから、あまりつかまる場所もないし、しかも水に濡れているので滑ってしまう方もいたように記憶します。
あわててガードのスタッフに笛を吹き「上がってくださーい」と声をかけてもらって・・・全員退水。全員に声をかけて走り回り、揺れが落ち着いたところで更衣室へ誘導し、着替えてもらって緊急避難。
プールの水が半分になり、スパプールは、壁面ジェットの吐出口よりも水位が下がるほど水があふれ、ジェットの水が空中を激しく飛んでいた。

いやー、あれから9ヶ月です。こちら神奈川では、街ではもう震災の傷跡を見ることもなくなりましたが、被災地ではまだまだあの直後と変わらぬ風景のところもあるようですね。一日も早く、通常の生活が送れていない方々が、普通に戻れますように祈りますし、遠方ながらできることをしてきたいと思います。

その後、春になり夏が過ぎ、秋、冬…と。考えると異常気候でしたよね。台風、豪雨、秋に夏日があったり。
映画「ダンテズピーク」の中でのセリフで…
「カエルは沸騰したお湯に入れるとすぐに飛び出す。しかし、水に入れて加熱すると、じっと茹でられて死んでしまう・・・」
というのがありました。この異常気象やらの天変地異。30年前と比べると一目瞭然、こりゃやばい!ってなるであろうに、俗に言う“ぬるま湯に浸かっている”状態…問題に直面しているのにわからない、気付かない…なので、策を講じない…問題が悪化…ケツに火がつく…さあ大変!…急いで策を講じても手遅れ・・・・。
北北極海航路が開通して、産業の発展が期待できる!とか、天然ガスが使える!とか、そんなんじゃなくて、氷で閉ざされていた海の氷が溶けて、通れるようになってしまったのですよ・・・。喜ぶんではなくて、危惧しなければいけないのではないだろうか。

あ、水泳とも、健康とも、関係なくなってしまった。
次回は、美容・健康ネタ書きます!!きっと!