正しいストリームラインは、泳ぎすべての基本になります!

例えば・・・

平らな床にあおむけに寝てみてください。

そして、両腕を頭上に伸ばします。上腕で両耳あたりを挟み込むようにしましょう。手先はしっかり重ねてみましょう。

下側になっている手の甲を床にしっかりとつけます。

両肩(肩甲骨)も床にしっかりとつけます。

おしり、ふくらはぎ、かかとも床につけましょう。できればつま先も床につくくらいにしっかりと足首を伸ばします。足首の柔らかい方や小さな子どもさんは、つま先が本当に床に付く方もいるでしょう。そんな方は、特に背泳ぎの選手に向いていますね!

さて、大抵の方はその姿勢をとった時に腰の部分が反れて、床と隙間がかなり開いていると思います。人間の骨格上やむを得ない部分です。特に女性などは隙間が多くあくと思います。その姿勢のまま、腰をぎゅーっと押し込むようにして、その隙間をなくすように腰を床につけるように体を伸ばしてみましょう。同時に腕が床から離れてはいけませんよ!

隙間がなくなったとしたら、その体勢は平らな床に限りな接地しているというとなので、体も平らになっているということですね。でも、その姿勢とても辛い姿勢ではありませんか?

その姿勢がきれいなストリームラインなんです。水に浮かんだ状態で、そのような姿勢を、しかも自然につくることができればどの泳ぎもフォームもスピードもアップしてきます。

ストリームラインを侮らず、正しい姿勢の練習を怠らず、基礎練習をしっかりとしていきましょう!!