慈愛-光- | 『紅の流血戦姫【クリムゾン・ブラッディ・ヴァルキュリア】』

『紅の流血戦姫【クリムゾン・ブラッディ・ヴァルキュリア】』

~風の様に気侭なルシファーの気まぐれ不定期更新ブログ~

―――私は光になり…全てを照らし出す…


どうして世界はこんなにも昏いのだろうか…


しかし私は光射す場所を見付けた…


それは女神の抱擁なり…!


…故に

―――慈愛の女神は…万象全てを抱き締める


だが女神は全能ではない…

世界を優しく照らし出すが…

それは局所的な抱擁なり…

昏い場所は昏いまま…


ならば私はこうしよう


その抱擁が局所的ならば…

私が女神の代わりとなろう…

幾星霜の時を経ても…

輝き続ける光になろう…


…故に

―――私は光になり…全てを照らし出す…女神の抱擁…


女神は何時でも抱き締める…

たとえそれが昏き存在でも…

女神は選り好みせず抱き締める…


…故に

―――私は光になり…全てを抱き締める…女神の輝き…!!