―さて、今日の惨劇を開始しよう―
非業劣等博愛閃光
飛翔慟哭鮮烈暗黒
―惨禍に捧ぐ非情の哀歌―
幽谷尖塔鮮血灰塵
籠絡哀悼純潔快楽
護国鳳来相剋感傷
売国蹂躙爪甲鮮麗
―泣き叫べ愚民、今日ここに神はいない―
あなたを愛して憎んで殺し尽くす
彼に捧げる血はまだまだ足りぬ
さぁ、今日も惨劇を始めよう
断頭台を用いた斬首という名の
―――命の華の開花作業
Blood serves as a beautiful flower.
（血は美しき華となる）
―歓喜せよ諸君、今日奇跡は殺された―
泣いて祈れば起きるような奇跡など
いつの時代も必要とされぬ
だが奇跡は今日殺された
故に、もう二度と起こらぬであろう
―狂喜せよ万民、今日英雄は廃された―
いつの世も英雄を求める
されど英雄は殺人鬼なり
異常に人を殺した者こそ英雄と化す
さぁ、英雄を断頭台に送ろう
この殺人鬼に華を咲かせよう
―――流血こそ英雄の名誉
A head is severed and blood disperses.
（首は絶たれ血は飛散する）
融解散乱賢人狂気
凝縮風来騒人爪牙
壊乱恍惚恋情典麗
哀憐双極爆砕高楼
―狂乱せよ信者、今日ここで神は殺された―
God falls and it destroys existence.
（神は堕ち、存在は滅する）
～Fin～