即興詩 | 『紅の流血戦姫【クリムゾン・ブラッディ・ヴァルキュリア】』

『紅の流血戦姫【クリムゾン・ブラッディ・ヴァルキュリア】』

~風の様に気侭なルシファーの気まぐれ不定期更新ブログ~

タイトル『赤い瞳と黒髪の少女』



少女は1人、闇に沈む。

誰も助けには行かない。

なぜなら少女は闇の一族、

力を求めて闇に沈む。

闇の中では邪神が蠢く。

少女は1人、邪神に犯された。

邪神は少女の全てを貪る。

穴という穴、全てを犯した。

少女は苦痛に苛まれ、

やがて全てが快感に。

少女は感じた、

邪神の力を、

矮小な躰に流れ込む、

大きな力を。


少女は邪神と契りを交わす。

邪神は少女に力を与える。
少女は邪神の子を孕む。


破られる事の無い、
――――絶対的な誓約。


かくして少女は世界の脅威と化す。

数多の兵が挑んでも、

滅ぼす事など不可能な存在。

かくして少女は邪神の子を産む。

世界の脅威がまた1つ増える。



            ~Fin~