外国為替市場において、通貨の中ではユーロが目立った弱さを見せています。
先日、ヨーロッパでは2年ぶりの利下げを行いましたが、為替市場では好感する動きにはなっていないようです。
むしろ、ヨーロッパ景気の減速の方に目がいっているように思います。
とくにヨーロッパで中心的な存在のドイツまで、景気の低迷が及んできているのは気がかりな材料です。
ヨーロッパでは、新しい金融支援の枠組みができて、一見、信用不安は遠のいたように見えます。
しかし、ギリシャやスペインなどの財政問題は先送りにされているにすぎません。
したがって、外国為替市場では継続してユーロが売られてしまう状況が続く可能性が高そうです。
為替市場では、ドルの動向にも注視したいところです。
アメリカの雇用統計で悪い数字が発表されたことで、景気鈍化が意識されるようになっています。
その結果、外国為替市場でドルが軟調になる地合いが出てきています。
月末に開催されるFOMCで量的金融緩和の話しが出るようだと、一段のドル安もあり得るかと思います。