前回は

 

パニック障害克服の道のり②

 

について、とある整体に出会い、

 

劇的な回復を果たすところまで

 

お伝えしました。

 

 

その衝撃の続きに

 

ぜひお付き合い下さいませ。

 

 

人混みに出かけ

 

友人と食事をし

 

新たな習い事まで始められるようになった


とは…

 

自分でも目を見張る回復ぶりに

 

驚きを隠せませんでした。

 

 

これで、パニック克服です!!

 

と言えたなら、ハッピーエンドなのですが、

 

実はその続きがあったのです。

 

 

猛スピードで回復した数カ月を過ぎたころ

 

異変は起こりました。

 

 

ある日、電車に乗ろうと思うと

 

胸が急に苦しくなり

 

例の動悸が始まり、

 

もう発作が止められない状態でした。

 

 

すぐに下車して、

 

薬を飲みました。

 

 

その時の絶望感と言ったら…

 

ああ…

やっとパニック克服したと思ったのに・・・

 

 

もう何か月も出なかった発作が出て、

 

それに対応できず、

 

心折れてしまった自分。

 

とてもショックでした。

 

 

とぼとぼと自宅への

 

道のりを歩きました。

 

 

この事実を整体の先生に話したら、

 

「毎回100%電車に乗れなくてもいいんだよ。

 

2歩進んで1歩下がってもいいじゃないですか。」

 

とエールをもらいました。

 

 

私は心のどこかで、

 

「もう私はパニックは完治したんだ!

 

もう一生出てくるな!!」

 

封じ込めようとしていたことに

 

気が付きました。

 

 

しかし、

 

パニックが再発したことは

 

大きなショックであり、

 

なかなか認めたくない現実でもあったのです。

 

 

実際にそれからというもの、

 

習い事のレッスンへ向かう途中で

 

発作が出てしまい、

 

帰りは這いつくばってタクシー乗って

 

帰宅したり、

 

友人と食事した時、急に気分が悪くなったりと

 

悪夢のような日々

 

が蘇ってきたのです。