前回はパニック発作が出た日…について書きました。

 
 
人生初のパニック発作が出てから、
30分おきに波があり、酷い時だけ
トイレの個室で休んでいたら、
その日は夜まで仕事ができました。
 
 
意外にも能天気な私は、
 
あ〜治って良かった。
 
お弁当のサーモンフライにでも
食当たりしたのかな〜ガーンあせる
 
なんてのんきに思っていたんです。
 
その時は、自分がまさか
パニック障害になることなんて、
つゆ知らず、でしたから。
 
 
しかし、残念なことに、
その数日後も、その週末も症状が
頻発するようになりました。
 
それでもなんとか誤魔化して
仕事をしていて、やっと休日の日に、
近くのスーパーに行こうと思いました。
 
駅ナカのスーパーなので、
休日は酷い人混み。
 
 
それでも歩き続けていたら、
突然、目の前が真っ白になり
意識が遠のいてきました。
 
 
同時に、私はこの人混みで倒れても
誰も助けてくれない。
私はひとりぼっち。
恐ろしい!!!
 
という底なし沼のような
終わりのない不安感に苛まれました。
 
這いつくばって
トイレに行って、ひと休みしてから、
 
やっとの思いでタクシーを拾って
家まで帰りました。
 
 
それからというもの、
帰宅してから、マンションの玄関ドアを閉めて、
もう1人では開けられない。
 
もう、1人では怖すぎて
どこにも行けない。
 
という気持ちに苛まれました。
 
 
それから、実家の家族に連絡を取って、
事情を話しました。
 
 
仕事も含め、家から一歩でも出ることが
恐怖のあまり、家族の付き添いなくして、
どこにも出かけられなくなってしまったのです。