『ル・グラン・エスカリエ』
宝塚大劇場千秋楽、配信を見ました。

劇場では確認できない細かな表情を見ながらの視聴、
聞き慣れたメロディに合わせての80分はあっという間の一時でありました。

改めて思ったこと

宙組さん、スタイリッシュで歌えてバランスがいいなぁと。
回を重ねる毎に華やかでした。


懐かしい場面と言えば
先月スカステで放送されていた 花組公演 『ザ ・レビュー・ スコープ』
このショーの中で歌われている 〜アイ カランバ 〜の場面
(そうだ、プログラム出してきて確認しよう…と思ったら、あぁ…そうだ!当時の大劇場プログラムは推しにプレゼントしてたんだわ…と思い出した、笑)
高汐巴、ペイさんが銀橋上手で客席降りの階段に一歩足 おろしてポーズしながら歌う場面

ききちゃんもこのショーで歌われているし銀橋でも同じポーズで歌われてますが、 ここ、 後ろを走り抜ける生徒たちのスピードがすっごく早いんですよね 。ビックリしちゃいます。こってぃもキキちゃんの後ろを通り抜ける時に左肩ファーがお衣装に絡まないように?少しオケボックスに顔をズラして走り抜けてました…皆さん超スピード!目が追いつきません。
振り付けもテンポも早いんですよ

帰宅して昔の映像を見直したんだけれど 皆さん銀橋を速歩きしているような速度でした。
私…この舞台を見ていたはずなんですけれど…こんなに違ったのねと、改めてビックリ。

高度な技術を求められる 現生徒さん本当に大変だと思います。

9ヶ月間舞台に立てれなかった期間 本当に不安だったと思うし 技術面でも不安だったと思う。 そんな部分が垣間見えないほどの今回の舞台 、本当にタカラジェンヌてすごいと、生徒さんの努力の賜と思わずにはいられませんでした。

闘牛の場面で下級生が小道具の大きい布を激しいメロディーに合わせて扱っているのですが ここも難しいと思う。
私達はセンターにしか目がいかないけれど盆が回る周りで踊ったり走ったりと、本当に目まぐるしいし、 せり上がった舞台上での格闘場面とか、 サラリと熟す ずんちゃん、本当に 皆さんプロ意識が凄すぎて…

ラテン場面でずんちゃんの後ろでもえこちゃんとこってぃの肩を組みジャンプしている姿を発見して微笑ましく…アイラブレビューの銀橋で肩を並べて歌うお二人の姿に勢いと華やかさと信頼感を見て取れて素敵な笑顔に癒されて嬉しい限りのファンでありました(^^)

『ゴールデンデイズ』から『未来へ』の場面転換も流れも大好きなんだけれど デュエットダンスの『王家に捧ぐ歌 』から〜世界に求む〜の曲に合わせて踊るキキちゃんの姿に、舞台に挑む姿勢に表情に覚悟を感じた… 垣間見えたんですよね。
そしてここでの振り付けのポイント!
ラダメス=キキちゃんが アイーダ=さくらちゃんに優しく何度も手を差しだし、その度に手を乗せてエスコートされ軽やかに2人で歩みだす。ラストでさくらちゃんの方から両手を差し出す、その手を取るキキちゃん。この一瞬がとても素敵なんですよね!アイーダさくらちゃんの心の動きが演出に表現されていて… 素敵なカゲソロに泣かされながら舞台を思い出し心が高揚するその瞬間が 、演出が本当に粋でナイスでした。


この舞台、宙組生みんなで 一つになり 未来へと新しい扉を開けるのだ! そんな覚悟を、底力をヒシヒシと感じました。

舞台が大好きなんだ !

ここが私たちが息づく場所なんだと

舞台人は 舞台立つことこそが全て!

そう実感した(生徒も観客も) 今回の特別公演であったのではないでしょうか。

幕が開くまでは不安だったし、心配で…複雑な想いもありました。 
しかし、いざ舞台を観て、全てをかけて舞台を務める生徒の皆さんの姿に言葉は要らなかった…
その姿にいろんな想いが込められていたから!
11日間という短い公演ではありましたが有り難いことに6回観劇することが出来ました。
無事に千秋楽を迎えて…
今の自分で可能な限りの回数は見させてもらったかなと満足しています。



宙組の皆様へ
素敵な舞台、本当に楽しかったです。 
舞台からのメッセージはちゃんと受け取りました。
少しゆっくりとされて 東京公演 無事に幕が開くことを 祈ってます。

最後に

齋藤吉正先生、愛の溢れた素敵なレビューショーを本当に有り難うございました。


観に行ってよかったです!







当時のプログラム
写メしてました。
懐かしいなぁ…