捨てられかけていたところを、貰い受けたFUJI Jazz+ですが、
ずっと気になっていながらも目を逸らし続けていた問題点がありました。 



それがここ、リアブレーキです。 動画を撮ってはみたものの、さっぱりわからないのですが、リアブレーキをかけるとブレーキキャリパーがカクカク動きます。

元々は「Jazz」というシングルスピードでブレーキはVブレーキだったものに、リアを多段化して機械式ディスクブレーキを付けたのがこの「Jazz+」。


それで、リアブレーキは後付っぽいアルミのサポートが付いています。 
 ところがこれが曲者で、入手した時からリアブレーキをかけると、サポートとブレーキキャリパーの取付部でカクカク動くのです。
 これ、フレームとブレーキサポートが6mmのボルトで固定されているのですが、
フレーム側は、ボルトより大きな径の穴になっていて、ブレーキサポートにネジが切られている、それを締めていってボルトとサポートでフレームを挟んで固定する仕組みになってます。 
ところが、2本ある固定ボルトのうち、前側のブレーキサポートのネジ穴が潰れて、締めても締まりきらない。
ブレーキサポートのアルミ板は、なんか柔らかそう… 
 大きな負荷がかかるブレーキ。フレーム側の穴がボルト径より一回り大きいので、止め部分が少し動きやすいのでしょう。たまに見てやらないと、ネジが緩み、サポートが動き、アルミのサポートのネジ穴のネジ山を傷めてしまう。
 こんな付け方で他のJazz+では問題は出てないのでしょうか…? 
 新しいブレーキサポートを部品で注文できるかと思ったら「販売店に言って下さい」とFUJIに断られ ました。
貰い受けた自転車なので販売店と言われても。
ネジを瞬間接着剤で止めてみたり潰れたネジ穴にねじ込む金属板を噛ませてみたりしたものの数回のブレーキで弛んでしまう…
直すとしたら、タップ切ってインサート入れてネジ穴を復活させるしかないと思ってました。 
 しかし、リアブレーキを見ていて、思いついた簡単な方法をやってみることにしました。

ブレーキサポートとブレーキディスクのクリアランスは十分あるので。




径の同じ、5mm程長いネジを入れてみます。難を言えばネジ頭が、六角穴ボルトではなく、ドライバーの+なので締め付ける時に気を付けないといけませんが、


貫通させて、ワッシャーかましてナットで締めました。


丁度干渉しそうな場所にある、ディスクのボルトにも余裕があります。
試走してみると、カッチリ止まってとても良い感じでした。

ディレイラー側も、同じようなサポートが付いてるのですが、そちらはネジ穴は潰れてません。
ブレーキとディレイラーではかかる負荷も違うのでしょう。
ただしディレイラー側は、チェーンとのクリアランスが無いので同じ方法は使えません。
…潰れないのを祈ります。


そして、猫寺に行くと、こんな人に会いました。
モゾモゾ歩いていてとてもキュート♥
冬眠から覚めてきたようです。

この辺りに住むオッチャン曰く、「脂がのってて美味い」らしいです。そのオッチャンから

筍を貰いました。
いいきせつ