昨日、なかなか寝付けずにつけたTVで、再放送していたドラマ。



教育テレビは好きな番組が多くて、このドラマに出ている何人かは見覚えがあった。



テーマは重たくシリアス。
コメディドラマと銘打ってはあるけれど、少しユーモアがあるだけでコメディではなかった。



グイグイ引き込まれて、気づいたら前のめりで画面を見ていた。



まとまりない文章ですが、感想を。



健常者から見た、よく24時間テレビでやってる、なけるドラマとは全然ちがう。



主人公は統合失調症。
彼の幻覚症状が「全身まっしろな得体の知れない男たちに、つきまとわれる」というもの。



私は本や映像でしか、統合失調症という病気を知らないが、「本人から見た生々しい映像」なんだろうな。



本人にしか分からない幻覚と、他人からは見えない幻覚と戦っている→奇行に映るというのが、よく表現されていて、分かりやすかった。



そして、怖かった。



24時間、それに、まとわりつかれて、減っていく体力と気力。



そして他人に理解されない孤独感。



ノートいっぱいに「普通になりたい」と書きなぐってある場面ではボロボロ泣いてしまった(T_T)



精神疾患を患っていた時期に私も同じことをしていたから。



普通になりたい。
普通の人と同じように働きたい。
でも、できない。



あの頃の自分がいるようで・・・



健常者お断りの「バー悪夢」で主人公が「ここに普通の奴はいないのかよ」とか「障害者相手に本気になれないよ」など言い放つ。



グサグサと刺さるセリフだった。



それって差別じゃん。



本人も精神障害を負っているのに、言うんだ



これ、健常者じゃない人に言わせるのが凄いなぁ。



普通って何?



普通に憧れてた私が言うのも変だけれど。
普通って、なんだろう?



怪しげなオジサンに「食べると障害は無くなるけれど記憶も無くなる不思議な果物」をもらう主人公。



食べるか、食べないか迷う



バーに集う人たち(実際に障害を持っている)に「あなただったら食べますか?」という質問をする場面がある。



食べる人、食べない人
それぞれの理由



もし自分だったら、どうするか、やっぱり食べるかな



悩みに悩んだ主人公の行く末は意外な展開を迎えて・・・



見終わった後で、あれでいいのかなーと、しばらく考えてしまった



簡単に答えを出さないドラマ



見た人はガツンと、やられるんじゃないかな。



普段は全く意識してないところを絶妙に突いてくるから。



このドラマ大人から子供まで色々な人に見てもらいたい



映像だから伝わることがあると思う。



また再放送しないかしら?



主演のハウス加賀谷さん
演技が上手だなと思っていたら、実際に統合失調症になっていたらしい



全然、知らなかった



著書が出ているので、読んでみようと思います