グレートジャーニー3rd | 天晴日和

天晴日和

風来坊ダンサーの天晴れ探しの旅
渦巻きながら進め!!


今日は我が家で赤レンガ
子供の頃から
非常に馴染み深い横浜

大好きな場所

海や船をみてると
中高や専門学校の
ちっぽけな悩みがスコーンと吹き飛んじゃう
元気を貰って帰れる                                          
港横浜

降り立つ理由は!?

ハナレグミと近藤良平さん(コンドルズ)の舞台

永積崇&近藤良平 great journey 3rd
を観に行ってきました

この日は公演唯一の
未就学児入場可能な回となっており
これでもか!?というくらいのお子達の数

ただ二人を観に来ただけの方は
ストレス溜まるんだろうなぁとは思いつつ
こういう機会は非常に有難いです

まぁ。子供なんてちゃんと見ないっすよ
本物ならばウチの子には響くのでは?
なんて(笑)ないないないないない

ほんとにない!ですから

ですがね
大人と同じ観賞スタイルではない!
ってだけで子供達はそれなりに
劇場という空間を楽しんでるんすよ

劇場は何をしに来る場所なのか?
ってのも親が子供に躾できるし

大人だけの目線で
子供うるせー!(大人の)観賞の邪魔だ!!
2度と来んな!!!
って思わずに

主催者と出演者が許可をした場合は
いっそ諦めてその空間を楽しんじゃう
って事にして頂けたら嬉しく思います
楽しめなくても許容して頂けると。。。

出演者は大人のスタイルだけでなく
子供スタイルの観賞方法にも
ちゃんと反応していて
お!観ていてくれてる☆って
感じられてるものなので

そんな
子持ちの親も
近藤さんや永積さんを間近で見られる
有難い舞台でした

アメリカ映画の
遊園地とかサーカスシーンとか
もの凄いことになってるもんね
それらと比較すると日本人は
子供の観賞スタイルも大人寄りだと思う

さて、
3回目にして初めてのグレートジャーニー
毎回それはそれは楽しいと
噂は聞いておりました、が

近藤さんの素敵なアイデアと
永積さんの才能が炸裂な舞台でした

永積さんって
近藤さんとかユザーンとか
はみ出し過ぎちゃってる方々に
愛される存在なんだなぁと
はみ出しちゃって
ウッカリ孤独になりそうな
そんな自分に
どこまでも笑って着いてきてくれる
あたたかい光みたいな人なんだなぁって

改めて思いました

近藤さんの今回の舞台には
 愛 というものが根底にあり
それに基づいて
ハチャメチャが進行するのですが(笑)
大元が 愛 なので
本当にすっきり爽やか心地好い空間

ちゃんと空間に愛の形が浮かび上がるんです

それをやってのけちゃう2人が天才!
なんですがね

その舞台の間だけ
愛がうかんでそして霧散する

だから舞台は面白いし
劇場にいきたくなる

それを
子供をあやして汗かいて冷や汗かいての
これまた面白い人達と共有する

最高の時間でしたよ

一生懸命 一所懸命
嘘偽りなく無我夢中は
美しい愛の光を放ってました

最近、
siaのシャンデリアのPVからと
オイラは睨んでますが

ミュージシャンの作品に
ダンスを
(ネットでは前衛ダンスと名付けられてます)
組み合わせて不可解な気持ちを増幅させ
芸術の域に高めようという動きが
あるように感じてます

前記のsiaは本当に素晴らしいですよ
歌とメロディと踊りが寄り添い会って
良い滲みがジュワジュワでてます

が、
が、
が、、、

日本の音楽番組では
安易に
今売れてる売りたい
ミュージシャンの音楽に
不可解な踊りを付け合わせてる

音楽と動きがマッチしない
不快感が芸術
滑稽こそが芸術
みたいな風潮を感じてます
個人的にね


だから
感情に重きを置く踊りは
今は   またか。。。になりがち
なんだけど

近藤さんがハナレグミの
きみはぼくのともだち  と  スパーク
で踊ったナンバーは

近藤さんの優しさと愛情深さが
きちんと伝わって
素直に感激しました

何年経っても変わらない
近藤さんの美しい手先
手数はあの頃から余り増えてない(失礼)
けど真摯に踊り続けていられたことが
ビシビシ伝わってくる

『人』そのものではなく
それを取り巻く空気に対する愛
『ギター』そのものではなく
それを取り巻く空気に対する愛

目に見えないものを
こよなく愛する2人

そしてそれを
惜しげもなく披露してくれる2人

これぞプロフェッショナルのお仕事
本当に素晴らしい舞台でした

ご挨拶すませて
会場でたら夕闇の赤レンガ

スムーズクリミナルごっこに



あぶない刑事ごっこ
やるでしょ!?この年代ならば(笑)

お船も見て

アメリカンダイナーでアメリカンな夕食して

さすがにヘトヘト

夜の遊園地でも遊びたかったけど
それはまたの機会で
夜の遊園地をお散歩だけして

どろどろに疲れて地元へ

はぁ。
帰ってきたら安心して
また劇場に居たときの
愛の気持ちが胸にポッと甦る

天晴くんと手を繋ぎ歩く道

絞りきった気持ち良い夜でした