うちフルエル | 天晴日和

天晴日和

風来坊ダンサーの天晴れ探しの旅
渦巻きながら進め!!



これ。金魚にみえますかしら?お試し品

金魚ファランジリングを製作中


さてさて
蹴り姫の肌着を水洗いして準備
お掃除して片付けして製作して
あら☆いい時間
お昼御飯を作って食べたら

ドキドキのひとり旅
臨月入ったらボッチ移動が緊張するわ

向かったのは

池袋の東武百貨店

じゃーじゃーん!!!!
大好きな井上直久さんの絵画展に来ました

8年か9年前からちょくちょくと
来てはおりまして
他の会場も行けるだけ行っておりまして

そう!オイラ井上さんの大ファンです!!

しかーも
東武は物販を購入するとサインが頂けるんです


天晴くんが産まれる前もお邪魔して
天晴くんの名前入りでサイン頂きました

今回も蹴り姫の名前入りでお願いしました

ヽ(*≧ω≦)ノわーい大興奮

井上さんはサインというより
いつもサラリと絵を描いてくださるんです
すごいでしょ!?生絵!!

今回は井上さんのお名前もなく(笑)
大きな絵をでーんと描いて下さいました

そして会場に持ち込んでらした
キャンバスで
製作工程を見せて下さる
とのことになりまして

ウヒョーとかぶり付きに陣取って
お話しを聴きながら間近で手元をガン視

。。。

最初から確固たるイメージは持たずに
空っぽで始めて
思い付くままに色をのせてゆく
一度描いたものはどんどん忘れてしまう



だんだんとソコが
花に見えてきたり
水が流れ出したり
草が生い茂ってきたり

消したり(すごいでしょ!消すんですよ!)
足したり
本当に魔法を見ているかのような感覚

井上さんは名人のように描けなくていいと
違うなぁと思ったら消しちゃって
しっくりくるものに置き換えればいいと
気楽に楽しく諦めない気持ちがあれば
必ず完成できるという絵であればいいと

素敵だなぁ~

井上さんの作品はこういうものを書こうと
始めないそうです
物語がありきじゃないんですね

描き進めていくうちに
そこに何かが存在してくる
幾つかの存在が現れると
自然に物語が生まれる

作品は存在ありきなのだそうです

オイラも常々
踊りの作品は存在に説得力があれば大成功
と思っているので
井上さんのお話しは深く染み入りました

ソノモノになって舞台に立てれば
勝ったも(何に?(笑))同然がモットー

振り付けしてる間はなんか意味不明でも
説明的な技や見てくればかりで・な・く
存在をいつも落とし込みながら進めると
最後にはあら不思議!
味わい深い物語が流れてくるんです

そうやって追及していると
どこを終りにして良いのかが解り難い
ってことになりますよね?

踊りだったら
曲の終りに合わせるもんですが
絵ではどうなるんでしょ?

どこで終りになるんですか?と質問すると
   
    あー!こんなに素晴らしい絵になって
    もう 誰にも売りたくない!!!!

って思えた瞬間が完成なんですって

なるほど!と
納得して爆笑してしまいました

とってもきさくでチャーミングで
惜しみ無い井上直久さん

今回の東武百貨店でと絵画展は
今月の4日まで開催中ですよ~

ジブリ美術館に壁画を描いてらしたり
耳を澄ませばの夢のシーンの背景イメージを描いてらしたり

海外でも個展を開催されてる大先生なんです

キになったら見に行ってみてください
スキになること間違いなし!ですよ