大阪で長年ライブイベントをやっている方となぜかfacebookで繋がっている。

スタジオに貼り紙がされているのでバンドマンの大半はご存知と思われる、土日に有名ライブハウスに出演できる老舗イベント。

ライブ当日の様子を上げて宣伝していた。

僕はイベンターや出演者をディスりたい訳ではない。

出演者にいたっては名前すら知らない。

けどこの写真はあまりにも寂しい、と感じた。

過去に自分も出演したことがある梅田の立派なライブハウスの日曜の様子としてはもっと盛り上がって欲しい。

そもそもこれでビジネスが成り立っているのは出演者が費用を負担しているから。

集客は出演者の努力目標、ただ出演者は知人や友人を売ってまで集客するつもりはない。

というか彼女達はそもそも集客しなくても沢山の客が入っているイベントに出演したいだけなのだ。

この日のために練習を重ね、当日幕が空いてみるとこの状況。

自分のバンドでも何度もこの状況に遭遇してきたので、今はとても客観的にみる事ができる。

話は変わって、バンド仲間からイベンターを紹介してもらった。

小さめのハコでイベントを企画されている。

先の老舗イベントと同等の出演料で運営されている。

時代はもう憧れのライブハウスという存在は無くなり、手軽にステージに立つことが求められている。

出演バンド数によってノルマが変動するという、イベンターの利益を確保するための仕組みが透けて見えるシステムだった。

こういうのを通して、僕のような古い人間でさえも客入りが期待できないライブハウスを避けてライブバーのようなより手軽な場所を探してしまう。

バンドを集めて順番に出演させるだけのイベントでは今以上の盛り上がりは期待できないので、イベンターさんは違う手を打たないといけないのでは？と思う今日この頃。

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