ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ
          われらの恋が流れる

 

ご存じアポリネールの「ミラボー橋」を、堀口大学が訳した冒頭なのだけれど、

           こんな風に格好をつけたかというと、

 

   このCDを聴いていると、パリの下町というか、哀愁が感じられる。

ダンゴ、失礼しました、タンゴは、アルゼンチンのフロアー・ダンス音楽の伴奏で、

           解説によるとフランスで受け入れられ、

          その後アルゼンチンの上流階級に移った。

 

   作曲者、バンドネオン奏者アストル・ピアソラは、フランスに留学、

              ヨーヨーマはパリで生まれ、

               フランスづいているが、

       南半球のブエノスアイレスの空に通じた郷愁がある。

 

     ヨーヨーマはビアソラのタンゴを聴くものだと言っているし、

         聴くというのは、すなわち奏するということ。

 

          ヨーヨーマのチエロの響きは自然だが、

          やはり、バンドネオンのどこか鄙びた

                 音色がいい。

こちらは、The Best of Tango with Astor Piazzolla, Nuevos Aires and Jorge Arduh Orchestra

         柔軟体操しても、こんな風に踊るなんて無理ですワ爆  笑