1月1日、午後。
快晴、
アイル旅立ちました。
足をとりもどし、麻痺もなくなったアイルが走って旅立っていったからなのか、強い風が吹いてました。
晩年は歩くことが出来なくなってしまったけれど、今は思う存分走り回っているかなぁ。たまにはこちらに帰ってきてね。
これを書いていいものか迷ったけれど、私自身の記録として。
アイルを旅立たせてわかったこと。
アイルの骨はかなり溶けているものが多かったです。手足だけでなく背骨など全体的に。葬儀社の方にそう言われてもピンとこなかったけど、断脚したお骨と比較すると一目瞭然でした。
つまりは、やはり全身に転移が広がっていたということ。
そんな状態の骨だけど、形としては綺麗に残っていて。
葬儀社の方曰く、
本当に強い子、大往生だったと思います。病気で、というより老衰に近い感じがします。
と。
最後まで闘い抜いたんだね、アイルは。凄いよ。
ただの食いしん坊くんじゃなかった。
強い子。
本当に最後まで痛がる素ぶりも見せなかった。
あなたを誇りに思うよ。
そうそう。アイルといえば、すきっ歯アイルだったんですが、意外にも歯も丈夫だったよう。だからギリギリまでカリカリやビスケットも食べられたのかな?