5/5(火・祝)作家の星野智幸さんとトーク ラテン!ラテン!ラテン! | ラテン!ラテン!ラテン!

ラテン!ラテン!ラテン!

渋谷からラテンアメリカ映画を発信!!

5月5日の上映


12:00 「ル・コルビュジエの家」

14:30「スリーピング・ボイス~沈黙の叫び~」

16:45「スニーク・プレビュー」


5月5日のメイン・イベントは、

「スリーピング・ボイス~沈黙の叫び~」終了後の、

作家の星野智幸さんとのトークです。


星野さんの著作は、このブログでも度々、

ご紹介しているのですが、中でも大作

「夜は終わらない」は、分厚いのに
何度も読みたくなる物語。

昨年、夏に書いたブログ↓

読み出したら止まらない「夜は終わらない」



夜は終わらない/星野 智幸
¥1,998
Amazon.co.jp



そして、いま、最新の文藝のトップを

飾っているのが、星野さんの最新長編

一挙掲載「呪文」。

文芸 2015年 05 月号 [雑誌]/著者不明
¥1,490
Amazon.co.jp


これは、現実に今の日本に起こっていることが

背景にあって、老齢化のために昔ながらの商店街が

シャッター街となりつつあるところに、トルタ屋(メキシコでは

ポピュラーな外側が堅いパンの間に色々はさむやつ)を

出す霧生くんの話から始まるのですが、

(彼はメキシコで修行した)もう、余りにも

自分に似ているので、ハラハラしながら読んでます。


メキシコのトルタは、こんな感じ。

torta



果たして明日までに読めるのか、というハラハラ度

ですが、そんな星野さんと今回の特集上映作品や

星野さんの小説を通して、今の日本のことを

話せたらいいなあ、と思っています。


なぜなら、私がラテンアメリカ映画を上映して

きたのも、そこに生きる知恵があるからで、

それは実は昔の、たとえばうちの亡き祖母の

生き方とかぶるところがあって、決して

遠い国のこととは思えないからです。


映画も小説も物語が生まれるにいたった

「根底にあるもの」が面白いと思うのです。


星野さんとは一緒に「スリーピング・ボイス」を

観て、その後、トーク、それから、一体何の映画?という

スニーク・プレビューまでご一緒していただけるそうで
とっても楽しみ~♫


スニーク・プレビューは63分というウルグアイの中編ですが、

ずっとやりたかった作品です。

ポスターは劇場に貼ってありますが、ここでは、

ちと、別のビジュアルを。

lavida


トークはスニーク・プレビューのみを観られる方も

聞けますので、ぜひ!

16:30ぐらいに来ていただけると間に合うか、と。

スニーク・プレビューに関しては、何も話しませんので、

ご安心を。


でも、映画好き、映画人の皆様に捧げる
シネマテークの物語です。


あ、言っちゃった!