本当にアインシュタインのことが好きなんだなぁ…と伝わってきます。
![さすらいの『がん男(マン)』・ジウージョの右脳読書!-image.jpeg](https://stat.ameba.jp/user_images/20130830/05/vagabond6343/46/0a/j/t02200220_0640064012666426110.jpg?caw=800)
講演では自身の半生を面白おかしく話してくれた宮本さん。
会場からはたくさんの笑い声が聞こえていたが、私自身は正直笑えなかった。
その理由は、決して宮本さんの話がおもしろくない訳じゃなかった。
おもしろおかしく話されてはいるものの、その体験は壮絶なものばかりだったからだ。
壮絶な体験を人に伝えるとき、そのままを話すと暗く重い雰囲気の話になってしまいがちだ。
だからこそ、宮本さんは笑いを引き出すような話し方をしていたのだと思う。
深刻な身の上話を、さらに深刻に話してしまうと、同情ばかりが先行してしまう。
宮本さんは、同情されることを望んではいない。
もっとも伝えたかったことが、他にあるからこそおもしろおかしく話しをしてくれたのだ。
『未来のきみが待つ場所へ』に書かれていた名言。
それはきっと、もっとも宮本さんが伝えたかったことなのかもしれない。
「わかりたいから勉強する。勉強すればわかるようになる」
人間は生まれながらにして『学習欲』というものを持ち合わせている。
「わかりたい」「知りたい」そんな本能にしたがって勉強すれば、きっとみんな勉強が好きになるのではないだろうか…。
「大切なことは努力すること、もっと大切なことは目標を持つこと」
目標を持ち、努力をする、このシンプルな行動こそが、人生を変える大きな力を生み出すに違いない。
《今日の名言》No.1196
「自分の心はいま、なんと言っているのか、耳を澄ませて聞いてあげてください。
そこには夢への扉が待っています!」
【未来のきみが待つ場所へ/宮本延春(みやもと・まさはる)】
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