生きる。がんと向きあう7人のストーリー / 井上玲奈、鳥越俊太郎ほか5名
(2012年87冊目 / 通算773冊)
<■■■7人の先輩たち贈るメッセージ■■■
糸島市図書館蔵書あり
【ミッション;新しい気づきをピックアップせよ】
逃げるとこわい。
向きあうとこわくなくなる。
鳥越俊太郎
ガンは自分の分身。侵入者ではないんです。
がんは自分の中にあるもので、自分の身体の一部なんですよ。
自分の分身。
侵入してきたヤツじゃないんですよ。
がんは自己であり、非自己なんです。
自分の好きなことをとことん追求して、そのプロセスを楽しむことこそが、人生の意味だと思う。
プロセスって、いいときばかりじゃない。
どん底のときもある。
でも、今生きてるんだったら、この瞬間を大事にして、悩むよりも楽しむほうがいい。
井上玲奈(フィギュアスケート選手)
何歳まで生きるかはコントロールできない。
一日一日の密度を濃くすることはできる。
加藤大基(東京大学医学部附属病院放射線科登録研究医)
「人、死を憎まば生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」
『徒然草』兼好法師
「Memento mori」生あるものは、いつか死すべき運命にあることを忘れるな!
日頃の何でもないこと、たとえば何でも食べられる、運動できるとか、ほんとうに幸せなことなんです。
あたりまえだと思っていることは、あたりまえじゃないんです。
小橋健太(プロレスラー)
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