スーツ=軍服 / 辻元よしふみ(著)、辻元玲子(絵)
(本年70冊目 / 通算756冊)
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糸島市図書館蔵書あり
【ミッション;新しい気づきをピックアップせよ】
『背広』と言う言葉の語源として有力なものは、ロンドンのテーラー街として有名な『サヴィル・ロウ』という地名。
しかし、これが定説という訳ではなく、ほかにもいろいろあって、中には『シヴィル・クローズ(civil cloth )』(軍隊の服装と比較したところの『民間人の服装』)から転じたという説もあります。
「基本を知らなければ、崩すことはできない」
背広の襟(ラペル)は、もともと詰め襟だった。
ダブルのスーツの原型はフロックコートだ。
軍隊の敬礼で手のひらを隠すのは、作業で汚れた手のひらを隠すためだった。
宣誓!と手を上げるポーズは、「私は右手に武器を持っていません」という意味があり、それは相手に対する降伏や服従の意思表示でもある。