禁酒セラピー / アレン・カー
(本年50冊目 / 通算736冊)糸島市図書館 蔵書あり
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【ミッション】『新たな気付き』をピックアップせよ!
「アルコール依存者とは、飲酒をコントロールできていないことに気づいた人」
「飲酒コントロールを妨げている要因を取り除くことが、アルコール問題解決への唯一の道です。
その要因とは、『お酒は社交を楽しむため、ストレスを解消するために絶対必要だ』という思い込みです」
「私たちは踊るとのどが渇き、のどが渇くとお酒を飲みます。飲んだ直後は渇きが癒されたと感じるため、『お酒がのどの渇きを癒してくれる』と思い込んでしまいます。しかし、いったんお酒が身体にききはじめると、のどはますます渇き、体はもう一杯飲みたいと感じてしまいます」
あの一杯目のお酒のせいで、のどが渇いているだけでなく、飲みすぎないようにしようと思う自制心も弱まっているのです。
そして、一杯飲む度にますます悪循環となります。
のどがどんどん渇き、自制心はなくなっていく―――お酒とは、なんと巧妙でたちの悪い代物なのでしょう。
「飲酒には何の利点もない!」
「飲酒は『習慣』ではなく、『薬物依存症』なのです!」
「お酒はストレスをなくすものではなく、反対にストレスの原因になるのです!」
「私たちは『酔い』という特性に依存しているのです。『酔った状態の方が社交も楽しくリラックスもできストレスも解消できる』という幻想に依存していると言った方がいいかもしれません。もう一度言います。それは幻想です!」
「飲酒とはゆっくりと苦しみながら進行する自殺行為なのです!」
「飲酒の問題自体は心の問題であり、問題解決には心の治療が必要だということ。心の葛藤を取り除けば、お酒はやめられるのです!」
「無害なものならば、ほどほどにする必要はない!」
「やめると決断し、それが正しいと決断と思うなら、二度とその決断を疑問に思わないこと!」
「『ちょっと一杯』などという一杯はない!」
読むだけで絶対やめられる!