《右脳読書》リアル(11)! | 帰ってきた『がん男(マン)』・ジウージョの右脳読書!

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2012年11月、《悪性リンパ腫》が発覚、約8か月の治療を終える。
最後の治療から丸3年の経過観察を終えた頃、再びあの病魔が…。
2016年8月、帰ってきた『がん男(マン)』の治療日記!

年に1回の発売日が待ち遠しい…。

リアル(11)

リアル(11巻) / 井上雄彦

 (ノーカウント / 通算662冊)

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高校を中退し、自身の引き起こしたバイク事故により、他人に一生残る傷を与えてしまった罪に苛まれている、野宮朋美。


車いすバスケットボールの有力選手でありながら、我が強くチームメイトと上手くいかずに一度はチームを抜けた、戸川清春。


自尊心が強く、交通事故で下半身不随になったことを受け入れることのできない、高橋久信。


それぞれが向き合うREAL(現実)なドラマを描いた作品、それが《リアル》。








プロバスケット選手の登竜門、トライアウト。
野宮朋美は、プロバスケットチーム《東京ライトニングス》の入団試験を受ける決心をした。



試験会場には、多くの入団希望者がひしめく。
この中から最終選考を受けることができるのは、基礎的な運動能力試験、実践的な試験をクリアした10名だけだった。



最終選考の10名に残った野宮。



最終選考に残った野宮について、選考に漏れた選手から球団運営者へクレームが入る。
「野宮の技術では、とても上位10名に入っていないはず」だと。



それに対し《東京ライトニングス》の監督は、こんな考えを持っていた。
小柄な体格やボールハンドリング、シュート力、経験値、全体的に判断して、プロとしてやるには能力不足に見える野宮。



才能の違いは、一目見れば分かる。



しかし、それが若い選手の『資質』を見えなくしてしまうのだ、と。



その大切な『資質』とは……










「打ちのめされた時、人は真価を問われる。




下を向くのか、前を向くのか……、



あきらめずにチャレンジし続けられるか……、



それが、才能や経歴に隠れて見えない一番大切な―――『心の資質』だ!」





いやー、このセリフには、本当にシビレました。
早く続きが読みたいです。











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