最初から読む
第二章の続き
前回の続き
外務大臣の大河内大五郎と警視庁官房室長角館直樹に、逆玉を架けられた、内閣副官房長官池上公一は、内閣官房長官に縋った。
「官房長!
私は、どうすれば良いのでしょうか?」
冷めた表情で、官房長官は言う。
「当然、判って居るだろ?!
池上くん!
君は、重大な失態を冒したんだよ!
此処は、潔く、退く可きじゃないかね!?」
内閣官房長官が言おうとして居る事は、辞任しろという事。
即ち、更迭で在る。
「それは、困ります!
私は、現政権内閣の為に、全てを捧げて来ました!
此処で、更迭などという事に成ったら、私も命が‥‥」
池上は、何とか縋ろうするが、官房長官は、首を縦に振る事は無かった。
そして、池上公一は、その後、直ぐに更迭され、議員を辞任し、辞職する事に成った。
その件も伴い、池上公一が更迭された事で、政治的事件の行方が、表面化する事は無く、闇に消えただけだった。
結局、臭い物には蓋をすると云う政治機関のやり方で、捜査は続行出来ず、打ち切りが決定がされて仕舞った。
そして、朝鮮総連の方も、このタイミングを計ったように、祖国北朝鮮に依頼して隠密に、彼等を処分する事を決断した。
そして、日本に潜伏している工作員に『秘密を知って居る者は、全て、消し去れ!』と北朝鮮本部から暗殺指令が出た。
今、警視庁に拘束されて居る、チョ・ウンスクやキム・スンフン、パク・ジュンフ等は、まさか、本国の北朝鮮本部から、自分たちに暗殺指令が出されて居る事など知る由も無いが、彼等は、直感的に、日本に潜伏している工作員たちが、自分たちを消しに来る事は、間違い無いだろうと覚悟はして居た。
しかし、彼等も、犬死にはしたく無い。
何とか、逃亡する事は、考えて居た。
しかし、北朝鮮本土の工作員は非情だった。
また、志垣聖二や井斗右恵以次や、もちろん、榊孝太郎や八間田比呂三津、井斗右恵以次の仲間たちを、抹殺指令を出して居るだろう事も承知して居る。
この計画に携わった者は、全て、抹消する事を北朝鮮の総連本部は、承諾して居て、山元と大武たちは、そこまで、推測は出来て居なかった。
一方、情報では、北朝鮮の本部の工作員が、日本に潜伏して居て、その工作員に辞令を出して居る事など、そこまで、警察庁や警視庁の公安部も予測が出来なかったが、彼等が、潜伏して居ると云う情報は周知していた。
先ず、彼等の標的は、志垣聖二の手術を受けた、井斗右恵以次等と仲間たちに張り付いて、ストーキングスキャンをして、抹殺をする計画と準備が遂行されて居た。
井斗右恵以次とその仲間等は、北朝鮮工作員たちの動きに、まだ、気付いて居なかった。
だが、そんな中、在る仲間が呟いた。
「最近、何か変だと思わないか!?」
「何が!?」
「取り調べが、終わってからというもの、一応、俺達の仲間は捕まったが、まだ、捕まって居ない連中の仲間からの情報なんだが、飛んで無い情報網が在るんだ!」
「飛んで無い、情報網!?
それって、なに?!」
「どうも、北朝鮮の工作員が、密かに動いて居るらしいって、情報だよ?」
「ほんとか?!
その情報は!?」
「ああ、最近、妙な連中がストーキング紛いの事をやって居るという情報が在ったんだ!」
「だから、恵以次に知らせたいんだが、あいつ、別の独房に移されて居るだろ!
知らせたくても、知らせる事が出来ないんだよな!」
「それじゃあ、もし、その情報が本当だとしたら、俺達は、抹殺されるって事か?!」
「多分、そういう事だろうね」
彼等は、震えた。
実は、もう既に、工作員たちが、警官と囚人と入れ替わって成り済まし、警察内部に侵入して、潜り込んで居た。
彼等は、全然、その事には気付いて居なかった。
工作員は、下調べもして、井斗右恵以次とその仲間たちの潜伏先の経緯も把握して居て、潜入を開始して居たのだ。
そして、何時、彼等が、送検されるのかを探り出し、行動を開始した。
ただし、榊孝太郎や八間田比呂三津の居場所までは、確認する事が出来なかったようで在る。
真っ先に、その情報を収集して居た、井斗右恵以次の仲間たちだったが、突如、窃盗か強盗の罪で逮捕され、連行された来た犯人に成り済ました工作員が、留置所に連れて来た。
内心、彼等は、不審に思ったが、罪を犯した罪人には、違いので、不信に思いながらも様子を伺って居た。
井斗右恵以次の仲間たちと同じ独房に入って来た、その成り済まし工作員犯人は、その場で、彼等を一人一人、秒殺して行った。
虎我晶義、志賀秋安、下橋長治、久間章晃らが、次々と殺害された。
井斗右恵以次は、主犯格のため、別の独房に移されて居て、警官たちの異様な騒ぎで、異変を感じ取った。
留置所の警官が、発見した時には、井斗右恵以次の仲間たちが、殆ど、殺害された後だった。
監視をして居た、警官の動きに異常を感じた、井斗右恵以次は、実は、別の情報網のルートを持って居て、その情報は、既に知って居たのだ。
その情報通りに、北朝鮮人の工作員たちが活動をする事も承知して居た。
『遂に、動き出したか!
可哀相だが、仕方が在る無い。
俺とあいつ等では、入れられて居る所が違うからな。
悪いな。』
危機を感じた、井斗右恵以次は、何とか独房から脱出する事を考慮した。
留置所を周一回、巡回に、確認に来る警官が来る事を知って居た、彼は、その機会を狙って待って居た。
そして、その警官に一撃食らわせて、入れ替わり、警官に成り済ました、彼は脱走する事に成功した、別ルートの仲間から得た情報網をきっかけに、計画通り、留置所から脱走した所に在る車両が停車して居て、何とか辿り着く事が出来た。
方や警官と入れ替わり、警官に成り済ました工作員は、もう一人居て、実は、井斗右恵以次が巡回して独房に様子を見に来て居た警官こそが、実は、工作員が成り済ました警官だったのだ。
だが、工作員の一人がそれに気付いた時には、既に、井斗右恵以次本人は、脱走に成功して居た。
井斗右恵以次、本人をやる事は出来なかったが、彼の仲間たちは、一部を除き、暗殺に成功した。
一方、逃走を考えて居る、チョ・ウンスク、キム・スンフン、パク・ジュンフ等は、それを知らない。
方や送検する途中を狙う為に、警官に成り済ました工作員は、護送車のドライバーを任されて、彼は、チョ・ウンスク、キム・スンフン、パク・ジュンフ等を確認して計画通り、留置所から拘置所に送検する途中で、仲間の北朝鮮の工作員が待ち伏せして居る場所へ、護送車を誘導し、仲間たちと合流し、彼等三人を襲わせ、暗殺を決行した。
第二章の続き
前回の続き
外務大臣の大河内大五郎と警視庁官房室長角館直樹に、逆玉を架けられた、内閣副官房長官池上公一は、内閣官房長官に縋った。
「官房長!
私は、どうすれば良いのでしょうか?」
冷めた表情で、官房長官は言う。
「当然、判って居るだろ?!
池上くん!
君は、重大な失態を冒したんだよ!
此処は、潔く、退く可きじゃないかね!?」
内閣官房長官が言おうとして居る事は、辞任しろという事。
即ち、更迭で在る。
「それは、困ります!
私は、現政権内閣の為に、全てを捧げて来ました!
此処で、更迭などという事に成ったら、私も命が‥‥」
池上は、何とか縋ろうするが、官房長官は、首を縦に振る事は無かった。
そして、池上公一は、その後、直ぐに更迭され、議員を辞任し、辞職する事に成った。
その件も伴い、池上公一が更迭された事で、政治的事件の行方が、表面化する事は無く、闇に消えただけだった。
結局、臭い物には蓋をすると云う政治機関のやり方で、捜査は続行出来ず、打ち切りが決定がされて仕舞った。
そして、朝鮮総連の方も、このタイミングを計ったように、祖国北朝鮮に依頼して隠密に、彼等を処分する事を決断した。
そして、日本に潜伏している工作員に『秘密を知って居る者は、全て、消し去れ!』と北朝鮮本部から暗殺指令が出た。
今、警視庁に拘束されて居る、チョ・ウンスクやキム・スンフン、パク・ジュンフ等は、まさか、本国の北朝鮮本部から、自分たちに暗殺指令が出されて居る事など知る由も無いが、彼等は、直感的に、日本に潜伏している工作員たちが、自分たちを消しに来る事は、間違い無いだろうと覚悟はして居た。
しかし、彼等も、犬死にはしたく無い。
何とか、逃亡する事は、考えて居た。
しかし、北朝鮮本土の工作員は非情だった。
また、志垣聖二や井斗右恵以次や、もちろん、榊孝太郎や八間田比呂三津、井斗右恵以次の仲間たちを、抹殺指令を出して居るだろう事も承知して居る。
この計画に携わった者は、全て、抹消する事を北朝鮮の総連本部は、承諾して居て、山元と大武たちは、そこまで、推測は出来て居なかった。
一方、情報では、北朝鮮の本部の工作員が、日本に潜伏して居て、その工作員に辞令を出して居る事など、そこまで、警察庁や警視庁の公安部も予測が出来なかったが、彼等が、潜伏して居ると云う情報は周知していた。
先ず、彼等の標的は、志垣聖二の手術を受けた、井斗右恵以次等と仲間たちに張り付いて、ストーキングスキャンをして、抹殺をする計画と準備が遂行されて居た。
井斗右恵以次とその仲間等は、北朝鮮工作員たちの動きに、まだ、気付いて居なかった。
だが、そんな中、在る仲間が呟いた。
「最近、何か変だと思わないか!?」
「何が!?」
「取り調べが、終わってからというもの、一応、俺達の仲間は捕まったが、まだ、捕まって居ない連中の仲間からの情報なんだが、飛んで無い情報網が在るんだ!」
「飛んで無い、情報網!?
それって、なに?!」
「どうも、北朝鮮の工作員が、密かに動いて居るらしいって、情報だよ?」
「ほんとか?!
その情報は!?」
「ああ、最近、妙な連中がストーキング紛いの事をやって居るという情報が在ったんだ!」
「だから、恵以次に知らせたいんだが、あいつ、別の独房に移されて居るだろ!
知らせたくても、知らせる事が出来ないんだよな!」
「それじゃあ、もし、その情報が本当だとしたら、俺達は、抹殺されるって事か?!」
「多分、そういう事だろうね」
彼等は、震えた。
実は、もう既に、工作員たちが、警官と囚人と入れ替わって成り済まし、警察内部に侵入して、潜り込んで居た。
彼等は、全然、その事には気付いて居なかった。
工作員は、下調べもして、井斗右恵以次とその仲間たちの潜伏先の経緯も把握して居て、潜入を開始して居たのだ。
そして、何時、彼等が、送検されるのかを探り出し、行動を開始した。
ただし、榊孝太郎や八間田比呂三津の居場所までは、確認する事が出来なかったようで在る。
真っ先に、その情報を収集して居た、井斗右恵以次の仲間たちだったが、突如、窃盗か強盗の罪で逮捕され、連行された来た犯人に成り済ました工作員が、留置所に連れて来た。
内心、彼等は、不審に思ったが、罪を犯した罪人には、違いので、不信に思いながらも様子を伺って居た。
井斗右恵以次の仲間たちと同じ独房に入って来た、その成り済まし工作員犯人は、その場で、彼等を一人一人、秒殺して行った。
虎我晶義、志賀秋安、下橋長治、久間章晃らが、次々と殺害された。
井斗右恵以次は、主犯格のため、別の独房に移されて居て、警官たちの異様な騒ぎで、異変を感じ取った。
留置所の警官が、発見した時には、井斗右恵以次の仲間たちが、殆ど、殺害された後だった。
監視をして居た、警官の動きに異常を感じた、井斗右恵以次は、実は、別の情報網のルートを持って居て、その情報は、既に知って居たのだ。
その情報通りに、北朝鮮人の工作員たちが活動をする事も承知して居た。
『遂に、動き出したか!
可哀相だが、仕方が在る無い。
俺とあいつ等では、入れられて居る所が違うからな。
悪いな。』
危機を感じた、井斗右恵以次は、何とか独房から脱出する事を考慮した。
留置所を周一回、巡回に、確認に来る警官が来る事を知って居た、彼は、その機会を狙って待って居た。
そして、その警官に一撃食らわせて、入れ替わり、警官に成り済ました、彼は脱走する事に成功した、別ルートの仲間から得た情報網をきっかけに、計画通り、留置所から脱走した所に在る車両が停車して居て、何とか辿り着く事が出来た。
方や警官と入れ替わり、警官に成り済ました工作員は、もう一人居て、実は、井斗右恵以次が巡回して独房に様子を見に来て居た警官こそが、実は、工作員が成り済ました警官だったのだ。
だが、工作員の一人がそれに気付いた時には、既に、井斗右恵以次本人は、脱走に成功して居た。
井斗右恵以次、本人をやる事は出来なかったが、彼の仲間たちは、一部を除き、暗殺に成功した。
一方、逃走を考えて居る、チョ・ウンスク、キム・スンフン、パク・ジュンフ等は、それを知らない。
方や送検する途中を狙う為に、警官に成り済ました工作員は、護送車のドライバーを任されて、彼は、チョ・ウンスク、キム・スンフン、パク・ジュンフ等を確認して計画通り、留置所から拘置所に送検する途中で、仲間の北朝鮮の工作員が待ち伏せして居る場所へ、護送車を誘導し、仲間たちと合流し、彼等三人を襲わせ、暗殺を決行した。