年金シニアの一挙両得 田舎暮らし -4ページ目

年金シニアの一挙両得 田舎暮らし

定年退職し、楽しむはずだった年金暮らしは予定が狂い、その苦境から脱出するために実行する苦肉の策とは・・。

田舎の古い家にはたいてい「庭」があります。庭には松が植えてあり、いろいろな形の石があります。今、その「庭」が問題になっているのです。どんな問題だか分かりますか?
田舎に住んでない人には分からないと思いますが、ほとんどの家の大きさは田舎では農小屋などを除けば約60坪(200㎡弱)程度です。そこに10~15坪(30~40㎡強)の「庭」が別に付いているのが一般的です。庭があれば庭木があり、庭木があれば年に一度は選定や掃除をしてやらねばなりません。
すなわち、庭があれば管理の手間が生じるわけです。
管理のためには剪定の技術が必要なので、昔はどこの家もたいてい「庭師」を頼んでお金を出してやってもらうのが普通でした。
庭師」の手間賃は現在、1日13,000円前後ですが、狭い庭で合っても、中に植えてある木の種類や、管理されている状況によって剪定と清掃にかかる時間は変わってきますが、庭の広さが例えば15坪程度の場合なら、最低でも2名で1日~1日半くらいはかかります。
従ってかかる費用は13,000円×2×(1~1.5)=26,000円~39,000円。少なく見積もっても30,000円くらいはかかる計算になります。

計算はそれで良いのですが、何が問題かと言うと、もう田舎にはその肝心な「庭師」がほとんどいないのです。昔の田舎を知っている人には分かると思いますが、「庭師」は昔から見たところ60歳以上の高齢者ばかりでした。それが年月が流れ、「庭師」にも後継者が全く育たず、仕事をする人がいなくなったのです。だから田舎ではシルバー人材センターの一番忙しい仕事が「庭木の剪定」なのです。少し趣味程度に剪定ができれば、いつでも5,6人の剪定グループのリーダーとして採用してもらえます。

「庭師」がいなくなった田舎の古い家の庭はどうなりますか。何年も剪定も掃除もせずにほったらかしの状態になるため、庭木は生え放題、何のための庭なのか、という状態になっているところがいっぱいになってきました。家の掃除は出来ても、庭の掃除はそう簡単にはいきません。庭木の剪定の時期は決まっていて、普通は6月頃から真夏の暑い時を通して、11月末頃までです。一番暑い時に外での仕事になるため労働環境は最悪に近く、やったことがない人にはとても手が出る仕事ではありません。また「剪定」は知識と経験が必要な仕事なので、かなり向いていないと出来ない仕事です。
     
このブログのタイトルは「年金シニアの一挙両得 田舎暮らし」。ここまで何の関係もないような「田舎」や「庭」の話を書いてきましたが、ここから私の「一挙両得」の話につながります。

【管理されていない庭の外観】
管理されていない庭の外観