今日は、
あれから彼の傍に
彼のお母さんと一緒に
付き添っていた。
けれど、
午後からは大学に行って…
それから、
また病院に行って…
でも、彼は何度私を見ても
思い出してはくれなかった。
ただ、軽い会釈…
他人行儀で
その行為に涙が出そうだった。
彼のお母さんにも、
直ぐに思い出すから…と
思い出したら、
これをネタにこらしめてやりなさい、と
私を笑わせてくれた。
お母さん…
私はあの時どんな顔でしかた?
お母さんに気を使わせる程
ひどい顔だったでしょうか…
その日は、
医師からもお母さんと共に
お話を聞かせてもらった。
彼は断片的に
記憶を無くしてるらしい
医師が彼に質問した話では
子供の頃…
大体中学迄の記憶は
断片的に残っているらしい。
それから、
高校…大学との記憶が無い。
丁度、
高校時代は私と彼が
付き合った時期だ。
そこが、消えている…
どうして?
消したかった記憶だった?
そんな暗い事ばかりが
頭を侵食していく…
今日はなんだか、
色々ありすぎた…
もう寝よう。
そして、また…
明日
彼に会おう。