今年のクリスマスにしたこと。
24日のクリスマスイブ、
マドリードに住む息子Sがローマに到着したが、
娘ムームーのナルニの知人宅に招待されたので子供たちは不在だった。
私は慈善団体サンタ・エジーディオが開催する
クリスマスディナーかランチのために
4人分作って持っていった。
ラザーニャかミートボールと付け合わせ野菜。
イスラム教の人向けに豚肉は入れてはいけないとのこと。
25日は義母のうちでのクリスマスパーティ。
義母は老人ホーム入居か、ローマ近郊の小さなうちに引っ越しするために
家を売ったので、
彼女のうちで祝うのはこれが最後のクリスマスとなる。
私が用意したのはアンティチョークのキッシュと、
トマトソースのラヴィオリと生クリームであえたトルテッリーニ。
その他のメンバーが ハムとモッツァレッラチーズ、イカの前菜と、
ポークと付け合わせ野菜、
チョコレート入りパネットーネ、チョコレートやみかんなど持ち寄った。
最後は自宅からコーヒーメーカーを運んで
コーヒーで〆た。
1月前に義兄の奥さんが膵臓癌で亡くなってしまったし、
夫の従姉妹のBは精神を病んで入院中だし
別居中の義弟の子供たちも来なかったので、
人数は全部で12人だった。
クリスマスから毎日の様に朝食にパネットーネを食べてる。
定番干しぶどう入りも今日食べたけど、
これはシナモンリンゴ入り。
26日もサントステーファノの祝日で、
ローマ近郊の町、アッリッチャに息子Sと行ってきた。
アッリッチャにはベルニーニが設計した広場がある。
パンテオンに似せた教会の内部。
アッリッチャに行った目的は
キージ宮殿で開催されている
カラヴァッジョ展を見ること。
キージ宮殿では25年前にチェリストの弟がコンサートを開き、
私がピアノ伴奏した思い出の場所である。
中は巨大で沢山の部屋が観れるのだが、
見所はルキノ・ヴィスコンティ監督のガットパルド(山猫)
(バート・ランカスター、アランドロン、クラウディア・カルディナーレ出演)
で撮影された大広間である。
キリストが逮捕されるシーンが描かれたカラヴァッジョの作品は
ルーフォ・ディ・カラーブリア氏(貴族)の所有品で、
1月14日まで限定でここの宮殿で鑑賞することができる。
イエス様の苦悩に満ちた表情が素晴らしい!
お土産にアッリッチャ特産の豚の丸焼き、ポルケッタを買って帰り、
夕飯にした。(とても美味しかった)