パルコ デッラ ムージカで開催されているローマ映画祭で、
ジブリの最新作「君たちはどう生きるか」の試写を見た。
劇場公開はお正月だそうだ。
試写会に行ってとても嬉しかったのは、
日本語で映画が見られたこと。
イタリアでは劇場公開の際、吹き替えになってしまうから。
イタリアでのタイトルは、Ragazzo e airone
訳すと、少年とアオサギとなる。
君たちはどう生きるか は
亡き母が少年に残した本のタイトルで、
この映画との関連が分かりにくい。
そのためタイトルを変えてしまったのだろう。
宮崎独特のファンタジーの世界が
やはり今回も凄かった。
宮崎監督、82歳でこれだけの大作を作り上げるなんて、
ビックリ
よくできた、優れた作品だと思った。
太平洋戦争の際、母を亡くした10歳の少年が、
疎開先で青鷺に出会い、
あの世の世界に迷い込んで母と再会するというお話だ。
招待券を頂いたし、
会場まで車で送り迎えしなければいけないのでついでに夫も見にきたが、
彼はファンタジーものが苦手なので、
お気に召さなかったようだ。
ストーリーがちんぷんかんぷんでわからなかったと言ってた。
娘ムームーがとても見たがっていたが、
残念ながら今ブリュッセルなので来れず残念がってた。
ジブリの映画はイタリアで公開されたものは
機会があれば子供達と見てきた。
最初に見たのは千と千尋の神隠し、
そしてポニョと風立ちぬである。
あと日本のテレビでトトロを見たことがある。
1番気に入ったのはトトロ、
2番目は風立ちぬかも。
あと何作か見てみたい作品がいくつかある。
見てみたいのは、
ハウルの動く城、もののけ姫、火垂るの墓などである。
今 ハウルのサウンドトラック、
「人生のメリーゴーランド」を
練習して弾けるようになったところ。
角野隼人さんのアレンジ版が素晴らしい