テルミニフードコートと博物館 | ローマの松の木の下で・・・

ローマの松の木の下で・・・

好きなこと、気になることを気ままに書いていきたいです!

木曜、アメブロローマの会のメンバーでランチすることになった。

 

この会はローマでアメブロを書いている仲間のグループである。

 

メンバーは全員で8人なんだけど、

実際今ローマに住んでいるのは4名のみ。

 

あとの4名は最初ローマに住んでいたんだけど、

旦那さんの仕事の関係などで、ロンドン、日本に引っ越してしまった。

でもラインで常に連絡を取り合っている仲間である。

 

そのメンバーの一人、Aちゃんが、日本にしばらく滞在したあと戻ってきたので、

みんなでランチしようということになった。

 

 

彼女はローマ近郊の町に住んでいるので、

会合があるときは、テルミニ駅終点の電車に乗って来てくれる。

 

 

小さいお子さんの子連れで来るので、

アクセスが便利なテルミニ駅周辺でランチしよう、

ということになった。

 

 

で、駅に付属している、

メルカート・チェントラーレというフードコートで食べることにした。

 

 

 

 

 

中は学食か社員食堂か、といった雰囲気だが、

味自慢のブースがいっぱい入っていて、

ピザ、ハンバーガーの他、

目の前で焼いてくれる魚屋さん、

お寿司や日本人が経営するラーメン屋さんなどがある。

 

 

 

約束の時間に着くと、

すでに二人のメンバーが席に座って、

こちらに向かって手を振っていた。

 

 

 

その日はDJがいて、

何やらやかましいディスコミュージックがガンガンかかっている。

 

 

これじゃぁ、落ち着いて談笑できるどころか、

会話もろくに聞き取れない。

 

まさにありがた迷惑、

 

っていうか、長居の客、退散対策か?

 

 

席に着くと、Aちゃんが乗る予定だった電車が不通になり、

急に来れなくなったというニュースが!!

 

 

あとで人身事故が原因だ

ということがわかったのだが、

 

そういえば1週間前も

地下鉄の中で心臓発作で亡くなった人がいて、

半日不通になったのだが、

 

線路に飛び込んだのならともかく、

いくら死者が出たといえ、スムーズに車外に運び込めば、

電車を止める必要がないと思うのだが。

 

そのほかにも最近、ペンドラーレという

ローマ近辺の町とローマを結ぶ電車が大幅に遅れ、

約束してた人が来れなくなったり、

 

ローマでは交通機関が麻痺することが、

日常茶飯事なのである。

 

 

話はフードコートに戻すが、

 

私が席を確保している間、先客の友人たちは

魚屋さんのブースに行って、

新鮮なお魚を焼いてもらったり、魚のパスタを作ってもらったりした。

 

彼女たちが席に戻って来てから私の番になり、

どこにするか物色。

 

するとカルチョッフィを揚げているのが目に入った。

 

今までこのユダヤ人街のレストランまで行かないと食べれないユダヤ風のカルチョッフィ、

食べたことなかったので、食べてみることにした。

 

 

 

カルチョッフィ(アンティチョーク)

 

 

 

 

 

これも目の前で揚げてくれるので、揚げたてを食べれる。(4,5ユーロ)

 

外はバリバリ、中はトロッとして美味しい。

 

 

それと、インゲン豆のスープをオーダーしようとしたら、

店員のお兄ちゃんが、ホワイトソースがかかっているマッシュルームとポテトの方がお勧めだ

と言うので、そっちに変更した。(8ユーロ)

 

これは結構量が多くて少し残してしまったが、なぜかホワイトソースがカレー味だった。

 

 

 

その日Aちゃんが来れなかったが、

代わりにブログは書いてないけど、

最近アメリカからイタリア人の旦那さんと一緒にローマに引っ越して来たYさんが

あとから来てニューエントリーした。

 

 

彼女はアキラのラーメンをオーダーしてた。

 

 

こんな風にこのフードコートは各自好きなお料理をとって、

一緒の席で食べれるのがいい。

 

 

さてフードコートをあとにするというとき、お店の写真を撮ってないことに気がつき、

カルチョッフィの店の前を通りがかったとき、

お店のお兄ちゃんがカルチョッフィの皮をむいている写真を撮ろうとしたら、

すぐ横で大柄のおじさんに

 

ノー、フォート!  って怒鳴られた。

 

でもさっきカルチョフィを揚げてくれたおじさんがすぐ、

いいよいいよ、撮っても

と言ってくれたのだが、

そのときビビりまくって、撮るのをまた忘れた。

 

 

 

 

 

 

ランチの後は普通お茶するのだが、

その日は博物館無料だったので、

テルミニ駅の前にある博物館、マッシモ宮を訪問することにした。

 

 

 

 

 

 

1階は古代ローマ彫刻とビデオ投射の

現代アートのインスタレーションが設置されていた。

 

これは期間限定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古代ローマのモザイクは非常に緻密で、

ピンセットで一つ一つ置いていったのか?

 

こんな細かい作業、我慢強くて相当忍耐がないとできないよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

この博物館で一番印象に残っているのがこの自然いっぱいの爽やかなフレスコ画。

 

 

オレンジの木や鳥、緑の庭園を描いた

アウグスト皇帝のお妃、リヴィアの家の壁画。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ポンペイの赤」と呼ばれるこの色は、

古代ローマ時代の邸宅の壁画の主流色。

 

 

 

 

 

 

 

円盤投げの彫刻も素晴らしい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクロバットをしている黒人の彫刻も面白い!