ズッキーニの美味しい食べ方 | ローマの松の木の下で・・・

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今では日本でもズッキーニをよく食べるようになったが、

 

ちょっと前までは手に入らず、イタリア特有の野菜であった。

 

 

 

(お借りした画像)

 

 

今頃の時期では、先っぽに花(天ぷらにすると美味しい)をつけて売っている。

 

毎週我が家ではランチにズッキーニのオムレツが食卓に上る。

 

 

 

 

実はこれ、

私が初めてイタリアに来た時、(1979年にさかのぼる)

フィレンツェの近くの、シエナという小都市に

2週間ほど滞在したのだが、

その時第1日目に昼食を取ったレストランでオーダーした、

思い出の料理なのである。

 

でもそれはなぜかしょっぱくて硬かったのを覚えている。

 

その後イタリアのレストランでオムレツを出すところを見かけなかったので、

それが唯一レストランで食べたズッキーニのオムレツとなった。

 

 

 

 

ズッキーニをスライサーで薄くカットして焼く。

 

それに溶けるチーズと卵を混ぜて焼くだけの簡単料理である、

 

 

 

今日はズッキーニを炒めたものを、チーズソースで和えて、

スペックという、燻したハムと一緒にパニーノに入れて食べた。

 

チーズソースは、ペコリーノという塩みの強い、

アマトリーチャーナ・スパゲッティで使うチーズをおろして

ミルクと煮て作った。

 

 

ズッキーニはピザに乗せたり、

 

スパゲッティと和えたり、

 

カポナータという、

ナスとペペローネと煮込む

シチリア料理に使ったり、

 

フリット(揚げ物)にしたり、

 

まあるいズッキーニをくりぬいて、

ひき肉を入れて天火で焼いたり、

 

または短冊に切って、パン粉とニンニク、オリーブオイルをかけて

焼いたりする。

 

 

 

(お借りした画像)

 

 

 

このように、イタリア料理で大活躍するが、

 

人参と一緒に細切りにして、お醤油と酒、中華味の素と味付けにすると、

美味しい中華風そばにもなる。

 

 

年に1回、一時帰国する時、

必ず行く美容院があるのだが、

 

前回行った時、

担当のお姉さんに

 

お家で何食べるの?

 

と質問したら、

 

ズッキーニを醤油で味付けしてから、

溶けるチーズをかけると、

 

すっごく美味しくて、病みつきになるんです。

 

と教えてくれたので試してみたら、

 

確かにほんと、

彼女のいう通りで、

 

家族にも大好評だった。