不用品の中からお宝を探す夫 | ローマの松の木の下で・・・

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好きなこと、気になることを気ままに書いていきたいです!

夫の趣味はネットでチェスをすること。

 

早足散歩をすること。

 

ヴァレンティーノ・ロッシが出るバイク競争を見ること。

 

お気に入りの政党、cinque stelle (5つ星党)に関するブログを読むなどである。

 

あともう一つは、

 

ヴィンテージ物を安く手に入れて売ること。

(以前ものすごく貴重な、アンティーク・チェスセットを30ユーロでゲットし、

  その7倍近い値段で売却したことがあった!)

 

手に入れる場所は、

お客が不用品を持って行って売るメルカティーノか、蚤の市。

 

その他、ネットにガレージの不用品処分をしますと広告を出す。

 

処分をするのはただでしてあげる。

 

(イタリアではゴミを大量に捨ててもただである。

でも、家単位で高価なゴミ税を払わなければいけない。

ちなみに110平米の我が家のゴミ税は年間約41000円)

 

でも代わりに不用品の中で気に入ったものがあると、もらってくる。

 

そう、

彼は 不用品の中にお宝があるのではないかと、

 

ワクワクしながら、

 

広告に反応があった人のガレージを訪問するのだ。

 

 

今回行ったお宅のオーナーはお医者さんでイギリス在住。

 

ローマの両親の家を売ることにしたのだが、

ガレージに物が一杯では売れない。

 

とのことで、夫に依頼があった。

 

で、処分のお手伝いして、ゲットしたものは・・・・・

 

 

 

 

第2次世界大戦中に使用されたドイツ軍のヘルメット。

 

 

 

 

温度、湿度などを測る器械。

 

 

 

これは我が家に元からある、普通の温度計。

 

ほぼ同じ数字を指している。

 

 

 

シップという電話会社(現在はティムという名前)で出している置物

 

 

すでに20ユーロで売却した。

 

 

 

ベートーベンの手紙の本。

 

 

そして、

 

今回最大の目玉は

 

ポモドーロ作の紙切りナイフ!

 

 

 

この写真は夫が撮ったのだが、

なぜか便器の上に置いて、撮影してるよ!

 

 

ポモドーロというアーティスト、

これ見るまで知らなかったのだが、

 

イタリアでは結構有名らしい。

 

 

 

 

 

この間オペラ座に行ったら、廊下にポモドーロの作品である、

 

舞台の模型が飾られていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、外務省の前にある、巨大な球体も彼の作品だ。

 

 

このナイフをもらってきて、

 

うちでよく見たら、ポモドーロのサインがあったので、

 

夫はびっくり仰天したらしい。

 

多分ガレージのオーナーも、

まさかこのナイフがそんなに価値があるものだとは、

思ってなかったんだろうな。

 

 

 

 

昔の電話機。

 

これは道端の崖のくぼみに置き去られていたのを、

 

夫が目に留めて、持って帰ったもの。

 

 

なんか我が家には、こういった、

 

なんだかわからないガラクタがやたらあって、

 

家のガレージはもう飽和状態!

 

それ以外に家の中でも

私の手が届かない、高いところにある収納戸棚を

ガラクタが占めているのである。

 

洋服ダンスの上段にまで、夫が以前買い漁った、

どうでもいいアンティークの版画が収納されていて、

 

それを乗せるために、

 

夫は引き出しを高いところにのせ、

 

洋服を取り出す度に、

あくせくしているのである!