目の腫れと魚の目 | ローマの松の木の下で・・・

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先週いっぱい、娘のムームーは目の腫れに悩まされていた。

 

朝起きると必ず片方の目がお岩さんのように腫れていたのだ!

 

そんな時、イタリアではカモミールティーを作り、

使ったティバッグを絞ってまぶたの上に乗せ、

カモミールパックをすること10分。

 

するとあら不思議!

目の腫れが改善される。

 

ところが次の日の朝起きると、

再び瞼が腫れていた!

 

再びティーバッグのパックを行なった。

 

3日目にも同じことの繰り返しで、

まぶたの中をよく見てみると、

小さな白いプチプチが1個できている。

 

日本だったらそんな時、

すぐ眼科に行って、見てもらえるのだが、

イタリアだと、

まずホームドクターに行って見てもらってから、

どこの科に行くか見定め、

眼科と書いた処方箋を持って診療所に行って予約を入れる。

 

予約も1週間先以降になるので、

その間に悪化してしまうことも多い。

 

で、今回は病院に行かず、

根気よくティバッグパックを続けること5日間、

 

やっと元に戻った!

 

ムームーは自分で材料をアマゾンで仕入れてきて、

まつげエクステをやっているので、

(よく聞いたらピンセットや刷毛を消毒しなかったと言う)

 

それが原因ではないのか?

 

と彼女に言ったのだが、

 

大学の友達が数名、同じ症状を訴えたと言うので、

彼らから移ったのだと言うのだが、

 

真相はわからない。

 

とにかくエクステするときはよく消毒するようにと言っといたが、

 

このティバッグは結構きいた。

 

カモミールが一般的だけど、

ないときは紅茶や日本茶のティバッグでもOKで、

お茶を出して、まだ熱いうちにお湯を絞って使わなければいけない。

 

 

 

 

 

 

目といえば、足にできるのが魚の目だが、

私は小さい時によくできていて、

アラフィフになってからは慢性化したのか、

年に数回できるようになった。

 

触るとゴリゴリするので、

魚の目が硬いから、そこから連想したのかもしれないが、

イタリア語ではverruca と呼ばれ、

ほっておくと、歩く時痛くて歩きにくくなる。

 

今は簡単にそれ用の絆創膏を貼っておけば、

3日で治ってしまうが、

私が小さい時(60年代)

その治療は苦行に匹敵するくらい苦しいものだった。

 

まず最初に行ったのが、

魚の目ができたところの皮を毎日ひっぺがしていく治療。

 

毎日ピンセットで剥がしていくのだが、

涙がちょちょぎれるほど痛かったのを憶えている。

 

10枚以上ひっぺがしたあと、

黒い、魚の目の芯が出てきて、

それを取り除くと完治した。

 

 

次におこなった治療は、

近所の外科の先生のところに行って、

メスで切開手術をして魚の目を取り除くもの。

 

その時なぜか芯が深かったので、

相当奥までメスが入って、ものすごく痛くて、

手術後1週間歩けなかった。

 

 

 

右が日本で買ってくる魚の目の絆創膏。

 

まず円状の絆創膏を患部にはり、

患部以外の皮膚を保護するドーナツ状のテープと、

固定するテープをその上に貼るようになってる。

 

左の瓶は、イタリアで売ってる

魚の目治療薬。

 

セメダインみたいな代物で、

患部に塗ると固まる。

 

間違えて洋服に垂らすと、

セメダインだから取れなくなってしまう。

 

日本の魚の目治療薬がきれたので買ったのだが、

全然よくないので、

お正月に帰国した友人Kさんに頼んで

日本でスピール膏を買ってきてもらって、

現在使用中である。