おうちごはんはイタリアン 2017/2 | ローマの松の木の下で・・・

ローマの松の木の下で・・・

好きなこと、気になることを気ままに書いていきたいです!

最近作ったイタリア料理~。音譜

 

 

 

オリーブオイルでにんにくと生ソーセージを炒めた後、

ビエトレという小松菜に似たゆでた緑野菜を加え、

ソテーしたものにフジッリというパスタを和えたもの。

 

 

 

緑野菜のパスタは

ブロッコリーや菜の花(cime di rapa)などを使ってよく作るけど、

野菜を変えても料理法は同じ。

 

菜の花のとき、ソーセージの代わりに

アンチョビを入れてもおいしい。

 

 

 

 

 

これはカリフラワーのパスタだけど、

作り方は同じ。

 

パスタはリングイーネという平たい麺を

3分の1に折って使用している。

 

 

 

 

 

 

かぼちゃのリゾット。

 

病院に入院してるときこれが出てきておいしかったので、

自分で作ってみた。

 

 

 

 

日本風のホッカイドーというかぼちゃではなく、

イタリアの巨大かぼちゃを使用した。

 

それをお店で一切れだけ切ってもらって購入した。

(それでも1キロ近かった)

 

 

 

 

 

まず玉ねぎと細かく角切りにしたかぼちゃを炒め、

カルナローリというリゾット用のお米をまぜ、コンソメスープを注ぐ。

 

かき混ぜながら煮るんだけど、

水分が足りなくなったらスープを継ぎ足していく。

自分の好みの硬さになったら火を止める。

そのあとパルミジャーノチーズを振りかければよりおいしくなる。

 

リゾットはかき混ぜるのがめんどうだけど、

水を多めに入れて蓋をして沸騰したら弱火にすれば、

焦げ付かないので、常にかき混ぜてなくてもいい。

説明書きには15分位煮ると書いてあるけど、

イタリア人は芯が残ってる固いお米が好きだから、

それより多く煮た。

 

ずっと前その固いリゾットを食べて、

胃が痛くなったことがあったからね。

 

水気が多い、スープっぽいかぼちゃのリゾットが好き。

 

作って大分たってから息子が帰ってきたんだけど、

そのころはお米が水を吸って水分が殆どなくなってた。

それでも美味しいと言って食べてた。

 

 

 

 

 

しらすのかき揚げ。

 

 

 

 

 

イタリアではしらすのこと、bianchetti (ビアンケッティ)と言う。

ビアンコは白のことだから、白い魚ということで、

しらすと意味が似ているかもしれない。

 

これを購入した行きつけの魚屋では

シチリア風にneonato(ネオナート)と呼んでる。

ネオナートとはイタリア語で新生児のことである。

 

ネオナートは地中海で捕れるサーディンなどの青魚の稚魚のこと。

 

実はイタリアがECに入ってからしらすの捕獲が禁止になって、

特別の許可がないと捕ることができなくなったらしい。

しらすがみんな大きくなったら、相当な量のお魚が食べれるので、

エコじゃないってことで、禁止したんだろう。

 

過去何回か、数年に1回の割合で魚屋で買ったけど、

滅多に手に入らない代物だ。

 

今回久しぶりにどっかのレストランでオーダーしたおこぼれを

預かり、200g ほど夫が買ってきた。

 

ほんのちょっとでいいお値段する。

 

手に入るとする料理がしらすのかき揚げ。

長ネギの代わりにイタリアンパセリを入れて、

レモンと塩で食べる。

 

かき揚げの粉はle farine magiche 社のテンプラという粉と

フリットゥーレという粉を半々に混ぜた。

 

 

 

 

 

 

テンプラの粉で揚げると柔らかい食感。

フリットゥーレの粉だとカリッと揚がるので、

混ぜてその中間の食感にしてみた。

 

これ、夫の大好物である。

 

 

日本に帰ったとき、しらすのピザを食べてビックリした。

本場イタリアでは密漁になるので存在しないからだ。

 

シチリア島ではシラスのスパゲッティがあるそうで、

トマト味らしい。

 

 

 

 

 

でも私だったら、

トマトの代わりに醬油とだしの素を入れたくなっちゃうな。