バラの花束とサツマイモそしてイタリア弁当 | ローマの松の木の下で・・・

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バレンタインデーから4日たって、
夫からバラの花束のプレゼントをもらった。
 
去年も同じようなことがあってブログに書いたんだけど、
今年も・・・・・
 
バレンタインデーにもらうから意味がある、くれなくていいよと言ったんだけどね!
 
 
 
外から帰ってきた娘のムームーがこの花束を見て、
すぐ夫にいくらだったか聞いた。
 
値段を聞いて彼女は怒ったらしい。
 
なぜかというと、私が入院してるときムームーは
とてもりっぱなバラの花束を持って
お見舞いに来てくれた。
 
それを持って彼女が病室に入ってきたとき、
病室がぱ~っと明るくなったような気がした。
 
最初それ誰が買ってきたのか言わなかったので、
彼女のお小遣いで買ったことがわからなかった。
 
病院に花瓶がなかったので途方に暮れ、
その花束をそのまま半日放置して置いたら
しおれそうになったので、
慌てて飲み終わったミネラルウォーターの瓶に入れた。
 
花は16本だったんだけど、助かったのはたったの4本。
(え~ん、ごめんねムームー)
 
でも病室に入ってきた看護婦さん全員がステキなお花ね~っ
と誉めてくれた。
 
 
 
 
それから1週間して退院することになったんだけど、
もうドライフラワー化しているバラを捨てようとしたら
同室の人達がこれ見てあなたのこと思い出すから捨てないで、
と言ってくれたので、そのままにしてきてしまった。
 
 
ムームーが夫の花束の値段を聞いて怒ったのは、
彼女は花屋で買ったせいか、
20ユーロ(約2400円)も払ったから。
 
16本も入ってるから値段は妥当だと思うのだが、
パパの花束はなんと3ユーロ(約360円)!!
朝市場で買ったから安かったんだろうけど、
それにしても夫は安く見つけてくるのが得意だ。
きのうもデルモンテのパイナップルを(まるまる大きなの一つ)
熟してるからか、たったの1ユーロで買ってきた。
 
バレンタインデーはみな値段を吊り上げるので、
普段の3倍になるから買うのは馬鹿らしいと
公言し、夫はバレンタインデーの日に
花束を買って来ない。
 
 
 
 
爆笑           グラサン           爆笑           グラサン          爆笑
 
 
 
 
 
久しぶりにサツマイモを、いつも日本のお豆腐を買いに行く、
近所の食料品店で見つけた。
 
そのお店は20平米位の小さなお店なんだけど、
野菜の他、ベーコン、チーズ、ワイン、チョコレート、パスタなど
いろいろな物が置かれている。
今イタリアで流行のBIO(有機農法)の食品がメイン。
野菜は行くたびに違うものが売られていて、珍しい野菜もあり、
毎回何が売られてるのか見るのが楽しみだ。
 
そしてここのお店で売ってる物すべてがおいしいのである。
 
若いオーナーがいつも一人一人のお客に
いろいろ商品の説明をしてくれ、
この商売を心から好きで情熱を傾けていることがわかる。
 
 
ところでサツマイモだが、
イタリアでは食べないので、滅多に売ってない。
 
あったとしても水っぽくて不味い。
 
アメリカのポテト(PATATE AMERICANE) と呼ばれてる。
 
皮の色はジャガイモっぽい。
 
これを皮をむいて輪切りにしてゆで、
マッシュ状にして砂糖で味付けしたら
まるで日本のサツマイモみたいに美味しかった。
 
4日後に再びお店を訪れて買い占めようとしたら、
ほとんど売れてしまっていて
この1本半だけしか残ってなかったので、ただでプレゼントしてくれた。
 
この間オーナーは変わったお芋を置いてもあまり売れないんだ
と言ってたんだけどね。
 
3日後にまた入るそうなので、買いに行くつもりである。
 
 
 
 
息子Sに持たせたパスタ弁当。
カルチョフィ(朝鮮アザミ)と鳥のソーセージを炒めた物とあえた
線入りペンナ
 
 
 
カルチョフィ・ロマネスキ(頭が丸いローマ風の)が旬で
今おいしい!!