人は死ぬまでに何回虹を見るのだろうか
そんな統計があったらぜひ見てみたいと思った出来事があった。
ドキュメンタリーが放送される27日は撮休で
いつもより遅めに起きた私は、まず赤ワインを飲んだ
なぜならその日は私にとって特別な日だったから。
長く生きているうちに様々な修羅場をくぐってきたが
この3ヶ月というもの、これでもかという程いろんなことがあった
それを克明に記録していたドキュメンタリーの放送日なのだから
朝からワインを飲んでも許されるだろう。
ほろ酔いで窓を開け庭を眺めていると
外は土砂降りなのにいつの間にか強い日が差した
次の瞬間、私の目の前に大きな虹がかかったのだ。
特別な日に虹
まるで空からの贈り物
私は空からメッセージをもらうことが多いようだ
一番安らげる場所でほろ酔いのまま虹を見ている私はなんて幸せなんだろう
そして夜
ドキュメンタリーを家族で見た
そこには、ありのままの私が泣いて笑ってドタバタしていた
絶望の果ての希望
そんな私を見ていていてくれたあたたかい眼差し
見たこともないような自分の笑顔
それぞれの人生、そして旅立ち
未来に光はあるのか それは自分次第
今ここにいる自分は どんな時も進むべき方向を自分で決断した
だから次の場所へ行く時も絶対に自分で決める
私の額には第3の目がある
だから直感を信じて生きていけるとある人が言ってくれた
この道で間違いないと第3の目
私は進む ただひたすらに 恐れることなく
そして翌日
撮影に向かう車の中 目の前に早朝だというのに虹!
虹を追いかけるように走る車
私は子供のようにいつまでも虹を追いかけた
やがて到着したロケ地では私が今回出演する最後のシーンの撮影
この映画で方言指導をしたキャストが集う中
衣装を着てカメラの前にいる私は方言指導の乗田夏子ではない
役者として対等にその場にいられる快感は何にも換えがたい
やがてスタッフに見守られ、私の役者としての初出演は終了した
そして午後
にわか雨がぱらつく中、撮影は次のシーンへ
外で音声の確認をしていた私は不思議に気づく
またしても空に大きな虹!
それなのに見ていた人は私ひとり
みんなは固唾を飲んでOKを待っていたのだった
たった二日間の間(厳密に言えば24時間以内)に
とは思えない充実した二日間だった
虹を3回見た
みなさん、最近いつ虹を見たか記憶にありますが
二日で3回虹を見た私はギネスブックに載れるのでしょうか?
ドキュメンタリーを見てくださった全ての方にお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。
あるがとうございました。
またお会いしましょう、必ず。