まとめ:日光ドライブ旅行 ~空振り三振、龍王峡駅、川俣ダム、瀬戸合峡、湯西川水の郷~
2025年10月下旬、栃木県日光市で空振り三振から始まって、龍王峡駅、川俣ダム、瀬戸合峡、湯西川水の郷、道の駅うつのみやろまんちっく村と巡る一泊ドライブ旅行の総集編です。
1.空振り三振
2.半分がトンネル龍王峡駅
3.川俣ダムから熊が怖い遊歩道へ
4.天使の鐘、渡らっしゃい吊橋
5.温泉に浸かって疲労回復
この日は、湯西川のホテルに一泊。飲んで、食って、温泉三昧して疲れを癒やしたのでした。
6.湯西川水の郷でクマパーツ
翌日は、湯西川 水の郷に寄って大吊橋を往復。
観光センターでおみやげ探しをしたら、熊の部品が揃ってました。毛皮とか足とか牙とか爪とか、、、
水の郷には、30分くらいの滞在でした。
7.うつのみやろまんちっく村
「うつのみやろまんちっく村」にやって来ました。野菜や花苗が揃っていて、美味しいパンもあり、カミさんお気に入りの道の駅です。
先に、ファストフードDELI「村のパン工房」で、昼食用のパンを仕入れておきます。
ろまんちっく村市場「あおぞら館」でレンコン、ナス、シイタケその他野菜類を購入。
秋の味覚勢揃いです。栗は農薬不使用のため、早めの加熱処理か冷蔵が必要だそうです(道の駅賤母の栗も同じ)。
外に並ぶ花苗を物色します。
季節柄、菊系が元気です。
コスモス、クジャクアスター、桔梗、ストックなどを購入。
うつのみやろまんちっく村には30分くらい滞在。
以上、おみやげをかかえて、一路東京に舞い戻ったのでありました。
8.今回の失敗
なんといっても朝イチの空振り三振が大失敗でした。当日の朝、寝床の中でGoogleマップを眺めて、思いつきで大室高龗神社と太子食品工業に寄っていこう、試食もできるし、なんて考えたのが敗因です。前もって、よく調べないからこうなるんです。
でも、苦肉の策で立ち寄った龍王峡駅に入場して、列車を上下とも撮れたのは収穫でした。なのでプラマイゼロってことで。
湯西川水の郷といえば大吊橋とクマ部品
前日は川俣ダム、瀬戸合峡を散策して湯西川温泉に一泊。翌朝、湯西川の水の郷にやって参りました。
☆
俺は寝ないよ、今年はくまたん仲間も冬眠しないっていうからね。あそこの観光センターにも寄ってな。クマの部品があるでね。
先ずは、水の郷大吊橋を渡ってみます。
あちらが観光センターや日帰り温泉施設。
いい天気。のんびり散歩します。
日光市が2億円かけたという観光用大吊橋。
湯西川ダム水源地域整備事業の一環で設置されました。
床の格子から川が見えるとワクワクしてしまいます。
対岸に渡り切りました。こちら側には、冬になるとスノーパークができます。
近年どこの観光スポットでも見かけるクマ看板。広場の先の森林が気になります。
鎮座するのは、キャタピラー社の小型履帯式ブルドーザーBD2JIIです。
雪が降る季節になれば大活躍。スノーパークを整備すれば子どもたちは大喜び。
では、観光センターに戻りましょう。
ずらりとふくろうが並ぶふくろうの森を抜けます。チェーンソーでここまで作れるとはスゴ技。
水の郷観光センターでおみやげを漁ります。
日帰り温泉や、清潔なトイレあり。
漬物はあるけど、野菜類はほとんど無し。カミさんは赤米を購入。
ややや、他では見たこと無いクマの部品です。毛皮とか足とか爪とか牙とか。あと、鹿の角もありました(*1)。
では、野菜やパンを仕入れにうつのみやろまんちっく村へ移動します(*2)。
☆
(*1) 一例: 熊の毛皮 185,000円、足 4,000円、爪 1,000~3,000円、牙 3,500~4,500円、鹿の角 19,000円
(*2) 車で30分弱
Googleスマホ、下取りで購入してみたら(Pixel 9a)
概要: Googleのスマホ、Pixel 9aを購入する際にPixel 6aを下取りに出しました。下取りってどうなの?と思ってる方の参考になるよう、購入から下取りまでの手順を記録します。
Pixel 9aの購入
11月21日にGoogle Storeでブラックフライデーが開始。この機会に通常79,900円のSIMフリーPixel 9aをセール価格65,800で買うことにしました。その際、現用のPixel 6aを下取りに出してみます。
下取りスマホの画面が割れていない、バッテリーが膨張していないなどの条件を満たしていれば暫定的な下取り額は15,800円。最終的には現物を査定し、後日精算される仕組みです。
購入時は、Google Storeの画面から、色やメモリーサイズ、下取り対象機種などを指定し、クレジットカードで決済しました。
3~4日すると、郵便局員の手渡しでPixel 9aが届けられました。
旧デバイスからデータを移行
Pixel 6aからPixel 9aにデータを移行します。2台のスマホを並べておけば無線でデータを転送。どうやら端末同士がWi-Fiで高速データ通信をしているようです。付属のケーブルは使いませんでした(*1)。
写真/動画/連絡先/カレンダーなどのデータや、壁紙、アイコン配置などはそっくり転送してくれて、ほとんどはそのまま新しいスマホで利用可能となります。但し、Ameblo、Amazon、Xなどログインが必要なサービスは改めてアカウントとパスワードを設定する必要があります。
1~2日使ってみて、問題なければ下取り手続きを始めます。その間、下取りのための身分証明書の提出をするよう督促メールが来ても、期限まで1週間くらい余裕があるので新しいスマホの動作確認を優先します。
下取り手続き方法
実際の下取り手続きを請け負うのは、PCS Wireless社です。スマホ購入時のアカウント宛に届いたメールから「身分証明書(*2)を提出する」ボタンを押し、下取り手続きを進めます。
先ずは、運転免許証の表と裏を撮影します。撮影データを送ると2~30秒間待たされ、画像から読み取ったテキストデータが表示されるので、誤りが無いことを確認します(*3)。
次に、運転免許証を斜めにして撮影し送ります。身分証明書の厚みを検証しているようです。
最後に、自撮りします。途中で笑顔を作るよう指示され、もっと笑うようになど要求されます。指示の通りに表情を変えられれば、生身の人間と認めてくれるようです。

しばらく待つと、本人確認結果がメールで通知されます。身分証明書の確認が完了し、下取り郵送キットを送るとのことでした。
下取り郵送キット到着
翌日、下取り用の郵送キットが郵便局から届きました。発送元は、PCSワイヤレスジャパン。箱、下取りの手順説明書1枚、宛先シール、6x4cm大の箱封止用シール。説明書は簡素、つまり大雑把です。
宛先シールには、着払いの表示とゆうパケットの返送先などが印刷されています。
つまりは、送られてきた箱にスマホをいれて返送すればいいわけです。
下取りデバイスの初期化から返送まで
データ移行に問題がなければ、下取り用のデバイスPixel 6aを出荷時の状態にリセットします。
1.画面ロックを解除する
設定→セキュリティとプライバシー→デバイスのロック解除(ロックなし)→指紋も同時に削除される
2.アカウントを削除する
設定→パスワードとアカウント複数個
3.「テバイスを探す」が未設定であることを確認する
OK(アカウントが無いため「デバイスを探す」が設定されていない状態)
4.デバイスをリセット(出荷時の状態)
設定→システムリセットオプション→すべてのデータを削除→90秒くらいで「Welcome to your Pixel」表示となる。
5.パワーオフ
電源ボタン長押し→Power Off
6.USIMが取り除かれていること確認する。
すでに新しいスマホに入れ替え済みだけど、再確認する。USIMのトレーもスマホに入っていること。
7.清掃する(*5)
消毒用アルコールで清掃し、汚れや指紋を取る。
8.傷のチェック(*5)
目を皿のようにしないとわからない程度の軽微なすりキズがスマホケースと擦れ合う所にあり。後でもめたときのために全体や部分の写真を撮っておく。
9.箱詰め
そのまま箱詰めでも良いが、念の為プチプチに包装し箱詰めする。
10.ゆうパケットで返送
郵便局に持ち込み返送。特に受け取り証などは無く、窓口で渡すだけ。
下取り 査定結果
2日くらい経過後、Google Storeからメールで連絡があり、下取り価格が15,800円で決定したとのこと。これは当初の暫定的な見積額の満額回答なので嬉しい。3~12日以内にクレジットカードで精算されるとのこと(*4)。
結局いくらで買えたのか
ブラックフライデーセールでPixel 9aの価格65,800-下取価格15,800=50,000で購入できたことになりました。通常価格(79,900円)から約37%の値引きとなりました。
ヽ( ´ー`)ノ
精算方法
下取り額が決定してから土日を含めて6日後、クレジットカードに反映されました。
精算方法を時系列で並べると以下の通り。
+65,800 最初の購入額
+50,000 新たな購入額
-65,800 最初の購入額を返金
精算時には下取り価格の15,800円がマイナスされるのかと思っていたら、上のように最初の取引がキャンセルされ、改めて下取り価格を差し引いた額が取引額として掲載されました。
☆
その後、Pixel 9aは快適に使用しています。買い替えた結果困ったことは特に思い浮かびません。
が、
一つありました。Pixel 9aで撮影したJPEG画像をパソコンに渡して、NIKONのNX Studioで表示させようとすると開けなかったんです。Pixel 6aでは問題なかったんですが、Pixel 9aのJPEG画像には何らかの情報(HDR?)が加えられていて、NX Studioがその形式に対応していないようです。
解決方法はあるので、その話はまた今度。
☆
(*1) 同梱のUSB-Cケーブルは、iPhone(15以降)など他社のスマホからのデータ移行や充電用。
(*2) 身分証明書は、運転免許証やマンナンバーカードの政府機関発行の顔写真付き書類。
(*3) 身分証明書はOCR(光学的文字認識)で読み取ってテキストデータに変換。
(*4) どこに払い込まれるかは、スマホを買ったときの決済方法で異なる。
(*5) 自主的な措置。
川俣ダム、瀬戸合峡(後編) ~眺望抜群、渡らっしゃい吊橋~
川俣ダムから、U字型に降りて登る遊歩道を通ってあずま屋までやって来ました(前編参照)。いよいよ吊橋を渡りますが、その前に鐘を鳴らしましょう。
☆
展望台から少し下ったところに天使の鐘。ダムの上まで聞こえてきたのはこれですね。クマ払いも兼ねて「♪カーン」と一発。
あれが、瀬戸合峡 渡らっしゃい吊橋です。渡れるのは歩行者だけ(*1)。
運よく吊橋には誰もいません。心置きなく写真を撮れます。
下を流れるのは鬼怒川。高さは100m、長さ70m(75m説もあり)。
上流側には高さ117mの川俣ダム。1966年に完成する前は、このV字の峡谷がずっと上流に続いていたわけです。
当初は管理用の吊橋でしたが、現在は観光客向けに解放されています。
下流側は深~い峡谷が2Kmの彼方まで続きます。この流れは、龍王峡、鬼怒川温泉、氏家ゆうゆうパークを抜けて、茨城県守谷市で利根川に合流。その後、千葉県の銚子市で太平洋へ。
下流側の彼方には日光連山が並びます(*2)。
対岸側は行き止まり。我ら観光客はUターンします。
一度は来たかった瀬戸合峡を訪れて満足しました。再び急峻な道を降りて登って管理事務所まで戻ったのでありました。
以上を2分の動画にまとめておきました。
瀬戸合峡の遊歩道は、我ら半壊夫婦でもなんとか歩けるコースでした。熊にビビリながらも、木々の間を抜ければ、吊橋からの眺望が楽しめます。
コースはU字のように一度下ってまた登ります。足に自信がない場合は、川俣ダムから峡谷を眺めるだけでも充分楽しめます。
のんびり見学して、駐車場からの往復時間は1時間15分程度でした。
これから湯西川温泉の宿に一泊し、疲れを癒やします。
翌日は大吊橋やクマの部品がある湯西川水の郷を散策します。
追記: 今回のドライブ旅行の総集編を公開しました。
☆
(*1) そもそも吊橋までランクルもジムニーも到達不可能。達人が操るトライアルバイクでもどうだか。
(*2) 吊橋の終点に立つ看板に記された山の名を参考に、自分で撮った写真に山名を書き込んだものの(*3)、あやしいので掲載をやめました。渡らっしゃい吊橋から赤薙山と女峰山が見えるのはわかるけど、地図を確認すると、帝釈山は背中側なんじゃないかなぁと思います。山屋さんに訊いてみないとわからないけど。
(*3) あやしいのでボツ。瀬戸合峡から見た帝釈山は背中側では?
川俣ダム、瀬戸合峡(前編) ~怖いぞクマたん~
ホームの半分がトンネルだった天竜峡駅から車で4~50分(*1)、瀬戸合峡に到着しました。
川俣ダムがせき止めた人造湖、川俣湖です。目を閉じるとかつての峡谷の姿が見えます(人による)。
ダムの有効貯水量は、25mプールの12万杯分(7,310万m³)。全国の学校プールが2万2千施設(*2)として、5.5回入れ替えられる量。
覗いてびっくりクラクラ、高さ117m。外側に貼り付いた階段を降りてみたい。
今日の目標は、あちらに見える渡らっしゃい吊橋。「♪カーン」誰かが叩く鐘の音が谷間に響き渡ります。よし、あそこまで行って鐘を鳴らしたる。
管理事務所のトイレに寄ってから、出発します。
遊歩道の入口には、10月11日にクマ出没と貼り紙。くま鈴必携で、貸出用の鈴も置いてあります。吊橋までの往復の目安は約1時間とのこと。
転げ落ちそうな階段を降りますが、ほんの序の口です。万一の際に救急車を手配しても、到着まで45分かかるそうです。
ややや、これは八島ヶ原湿原で見た猛毒のマムシグサじゃあありませんか。球根の汁に触れると炎症を起こし、食べると激痛で唾も飲めなくなるという。
どんどん下って行きます。すれ違った方に聞いたら、降り切ってからまた高台に登るそうです。
すり鉢の底が終わって、ぼちぼち登りが始まります。この辺り、熊が来そうでコワイので、クマ鈴を振って存在をアピールします(*3)。
高台に続く最後の階段は、狭くて急な心臓やぶりの坂。
やっと高台のあずま屋に到着しました。足の筋肉がわなわなと喜んでます。おや、右に立つのはエントさん?
川俣ダム FNP(*4)と書かれた枠で記念写真。これ、草木ダムにもありました。
長くなるので、前編はここまで。
後編では、渡らっしゃい吊橋からの絶景を堪能します。
追記: 今回のドライブ旅行の総集編を公開しました。
☆
(*1) 県道23号は、すれ違い困難箇所もあったけど、ほぼ快適な舗装路。
(*2) 行政情報ポータルの「学校プール数の減少」の項参照。
(*3) クマたんは、漫画やぬいぐるみでおなじみの愛されキャラだけど、ライオンやトラに並ぶ猛獣。日本語も通じないので説得は不可。
(*4) 洪水調節(F)、流水機能の維持(N)、発電(P)でFNP。
































































