昨日、腰痛が酷くて下痢も続いていたので、都立家政にある鍼灸院へ行ってきました。
東洋医学の治療の一つである『鍼灸』。
いつも、今の自分の身体に合わせて
養生法を教えてくださります。
『お腹と背中の力のバランス』
人は、お腹と背中で支えて立っていて、
昨日の私のようにお腹の調子が悪いと、お腹に力が入らないので、
背中（腰）にばかり負担がかかってしまいます。
逆もまた、同じこと。
両方の力が均等に働けるように、
腰痛だけを治そうとするのではなく、
お腹の調子を整えてあげることも大切。
治療後は、薬膳テキストの『下痢』のところを読み、
消化に良い温かいスープをいただきました。
連日仕事が続き、疲れから翌朝起きるのが辛い時もありますが、
元気に毎日を過ごすためにできることって、
きっと何か特別なことをするのではなくて…、
毎日の自分の身体の変化に『気づいてあげること』なのかなって、
最近はそう思います。
身体の中は目には見えないですが、
身体に何か異常が起きれば、身体が教えてくれます。
自分のお腹を触ってみたり、
毎日の自分の身体の変化を感じること、
今の自分の身体の状態を知ること…
薬膳の真髄は
『きちんと体質・体調を診ること』
『身体に適した食材を選ぶこと』
『適した調理法で料理をすること』
『自然界の陰陽の動きに合わせて生活リズムを整えること』…
まずは今の自分の身体を知り、
今の身体に合わせた食材の選択と調理法ができるように、
日々身体と心と向き合い、
そこから得た実体験から、
情報をシェアしていけるようになりたいなと思いました。
気づくことからがスタート。
毎日がとても楽しみです。