アルジャーノンに花束を
著者:ダニエル・キイス



ジャンル:感動作(になるのでしょうか)感動作、というよりも、知的障がい者に対する反応、扱い方について考えさせられる作品といってもいいと思います

おすすめ度:(すこし小難しいところもあるので、)

ボリューム:449ページ(早川書房)



知っている方も多いと思います、この作品。

山P主演で、ドラマ化もされました

このドラマでは、日本を舞台にし、少し設定が違っていましたが、わたしは結構好きでした。





しかし!

この作品は絶対本で読んで欲しいんです。



この作品は文字で読むからこそ、
その切なさ、
葛藤、
欲望に、
どうしようもできない悲しみ。



文字から伝わるのです。



初めて読んだ時、
1ページ目を見て
驚きました。



こんなにも読みにくい本は初めてでした、


けれど、

こんなにも切ない物語も初めてでした。


始まって、
変わって、
また始まりに戻る、




アルジャーノンというのは
ネズミの名前です。


アルジャーノンに花束を。


これはきっと、
いや、絶対に
本で読むべき作品です。



感動的というより、

ああ、というため息
切なさがこみ上げてくる作品に思えます、、、、







買わなくてもいいから、とにかく一ページ目を開いて欲しい。


そこから物語にぐんと引き込まれるはず。


すこし小難しい感じもします、


それに読みづらさもすこしあるかもしれない。


けれど、本で読んで欲しい、

です、



「アルジャーノンに花束を」


は、1959年に中編小説として世に出ました。

その後、長編小説としてでて、

今もなお愛されている理由が、

この本にはあります。



チャーリイ・ゴードンという少年の悲しくも、感動できる物語を、
文字で読んで欲しいです。

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表紙が可愛らしいんです