『娘は娘』
(早川書房)
著者:アガサ・クリスティー
訳:中村妙子
アガサ・クリスティーと言えば、
ポアロやミスマープルが出て来たり、
『そして誰もいなくなった』などの
ミステリー小説ですよね(^^)
で、も!
『娘は娘』は、
はっきり言ってしまうと、
ミステリーではありません(笑)
誰も死なないし、
誰も事件を起こさない。
娘と母親のお話です![つながる花1](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/019.png)
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娘の名前は、セアラ
母親の名前は、アン
2人は親子なんですけど、
お互いのすれ違いだったり、
誤解だったり、
そういうもののせいで、
人生が狂っていくおはなしです。
途中、読んでいて
登場人物に、いらっとすることがよくありました(笑)
アガサ・クリスティーは、
そうさせながらも、
私たち読者を、物語の中に引き込んでしまうから不思議だなあ〜〜(´-`).。oO
誰もがもっている、人間の汚い部分、
嫉妬や愛、欲が見事に描かれていて、
それを私たちに自覚させます
あー、こういう部分は誰にでもあるのに
誰もが認めたくない事実だなって。
ミステリではないけど、
ある意味でミステリーですな![とびだすうさぎ1](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/023.png)
![とびだすうさぎ1](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/limited/023.png)