参院選の結果は民主党の大敗と言う結果にしめされました。
これまでの自民党政権から民主党の政権へと交替されてきた来た初の選挙。

今までの、自民党政権に終止符を打ち新たな政権を願う国民の世論の高まりの中で
政権交替と言うかつて無い政治的波動を呼び起こしてきたわけでありますが、
わずか9ケ月足らずの間に民主党政権の正体が国民の期待するものでは無い
と言う事が明確になって来た表れとして選挙結果が示しております。

自民党は、今回の参院選で当選者は民主党を大きく上回り改選第1党
となったものの比例得票数では1407万票の減昨年の総選挙から437万票の減
と言う事が示すとおり決して民主党から離れた票が自民党に流れたとは
言え無い事も明白です。
いわゆる、「二大政党離れ」が鮮明になって来たものの他はありません。

より良い政治と暮らし易い日本を願う国民の期待は二大政党に
終止符が打たれつつある潮流はみんなの党や他党に票の流れとして表れたものに
過ぎないのも事実でしょう。

一連の選挙結果が示すとおり時代は大きく変わろうとして来ています。
二大政党が国民が願う「より良い政治と暮らし易い国民のための政治」を
行う政党では無いことがはっきりと示されました。

一見平和的に見える日本であるかのように思われがちでありますが、
決してそうでは無いのが現状です。
日本の技術的宝である工業の敗退、四季を持つ農業、畜産業の衰退、
街かどにあった人との活気あるふれあいの商業街、、、。
町工場は閉鎖され、農業は潰され、畜産は廃墟され、商店街は消え去り、、、
働く人は首切り、整理され、、、どこに平和な日本の姿がみられるでしょうか。

国を売り、人までも売り続けてきている政治がまかり通る金と欲の権力に
ものを言わせた退廃した政治。

宮崎県の最も貴重な宝である種牛たったの6頭も国として殺傷処分せよとの
山田農水産大臣の恐るべき発言、許せるものではありません。

長崎県に畜産農場を持つ山田農水産大臣には宮崎の種牛は
目の上のたんこぶでしょう。
これもまた、金と欲の表れの一つか、、、。
「金と欲」の権力を傘に「けしからん」と言う事こそ「けしからん」。

又、一方口蹄疫のウイルスは韓国からのものではないかと
ささやかれている今日、、、。
政府は、口蹄疫問題に対し発生の原因追求に蓋をするかの様にただ
殺傷だけを解決の重点に摩り替えた始末。

時代は大きく変化しようとしています。
歴史の流れに逆流しても決して流れを変えられるものではありません。
なぜなら、時代の歴史は働く人々が造り上げていくものだから。