みなさん、こんにちは。

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

日本が世界の中でも注目されていると言えば!!

「寿命の長さ」ですよね照れキラキラ

 

今回は高齢になるほど発症しやすいと言われる「認知症」。

 

その第一人者でもあり、実際に認知症になったことを公表された

「長谷川和夫さん」について、クローズアップしていきたいと思います🎵

 

【認知症の第一人者 長谷川和夫さんとは?】

長谷川医師は、本名 長谷川和夫さん。

 

愛知県の出身で、

1953年に東京慈恵会医科大学を卒業し、

1956年より2年間米国留学を経験しており、

そこで精神医学・脳波学を学ばれました。

その後も留学されたり、大学教授や学長なども務められ、

2005年には瑞宝章も受章されています。

 

精神科医で「認知症の第一人者」とも言われる長谷川さん。

 

予防医療でも、物忘れなどがあったり、認知症が疑われたりする方によく用いられる

『長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)』。

 

わたしも実習や臨床現場でもたくさんお世話になったスケールですキラキラ

医療関係者では知っている方がほとんどではないでしょうか?

 

今回は、実際に認知症になった長谷川さんの体験から、

認知症の方々に寄り添うヒントを見つけていきたいと思います。

 


【認知症になって気づいた、本人の気持ち】

 

わたしにとっても衝撃だったのが、

長谷川さんの著書「ボクはやっと認知症のことがわかった」です。

 

まさか研究者が自分の研究している疾患を患うなんて?!と思いつつ、

長谷川さんが認知症になったからこそ興味深い!

というのもありました。

 

なぜなら、誰よりも認知症とともに生きて、

目の前の患者さんやご家族にも寄り添ってきたからです。

 

 

エピソードとして印象深かったのが「デイサービスに行くとき」の話です照れ

 

今まで医師として認知症の方々と接してきたときは、

デイサービスにいって刺激があるほうが、患者さんにとっては良い!

と思って進めていたようですが、

認知症になってみて一概にそうでもないことに体感して気づいたのだとか(笑)

 

感情や意思はあるわけで、長谷川さんがずっと伝えられてきた、

「パーソン・センタード・ケア」の大切さを体感したようです。

 


【本当に望むことは?求めていることは?】

実際になって感じたのは、確かさが揺らいでいく「不安感」だったそうです。
不安だからこそ何度も聞いたり、
奥様が近くにいると安心だから呼んだり・・・
行動一つひとつに意味があり、その背景を知ることこそ大事なのですキラキラ
 
そして本当に大切なのは「その人自身は変わっていない」ということ。
だからこそ、本人も交えてどうしたいか一緒に会話して決めることなのだそう🎵
 

人間一人ひとり違うもので、

それは病気に関係なく変わらないことですよね照れ

 

周りの関わる人たちの言動次第で、

実はいくらでも、本人の強味や、その人らしさを引き出せるかもしれませんね🎵

 

 

【まとめ】

 

今回は「認知症の第一人者」と言われる、

長谷川和夫さんを取り上げさせていただきました。

 

認知症の方々の生の声にいかに寄り添えるか、

本当の気持ちを汲み取れるかだなと、知れば知るほどその大切さを感じました。

 

認知症は奥が深く、ここにすべては書ききれませんが💦

ぜひ、この記事だけでなく、長谷川和夫さんの人生や生き方から、

認知症の方々、ご家族に対して理解を深めてもらえたらなと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございますキラキラ

 

参照: