個別指導は、よく家庭教師と比較される傾向があります。どちらもマンツーマンである事は違いありません。
ところが個別指導の場合、一人一人の生徒に対する時間が少なくなる傾向があります。
個別指導というのは、1人の先生が複数の生徒を受け持つケースが殆どなのです。
確かに指導自体は個別になるのですが、生徒と先生のバランスの問題があり、完全マンツーマンというのは難しいケースもあります。
例えば先生が4人の生徒を担当して、指導時間が100分だとします。
この場合、単純計算では生徒1人に対する指導時間が25分になってしまうのです。しかも授業料も、100分の料金になってしまいます。
やや勿体ないでしょう。

しかも時間が少々少ないですから、生徒に対する指導も消化不足になってしまう事があります。
きちんと指導が行われているように見えても、実際にはまだまだ絶対時間が足りないというケースも多いです。
ところが家庭教師の場合は、そうではありません。
必ず1人の生徒に1人の先生が担当する訳ですから、100分しっかりと指導を受けることができます。個別指導との差は明確でしょう。
やはり時間の絶対数は、生徒の力の伸びと比例する傾向はあります。
せいぜい1回25分程度の個別指導では、力の伸び悩みが生じてしまう事も多々あるのです。
せっかく授業料を支払っているのに、学力の伸びが生じないのは大変困るでしょう。
そういう問題が発生しづらい点が、家庭教師の強みと言えます。