こんにちは


たいへん、ご無沙汰しておりました。


久々のブログアップですが、きょうは近況報告と夫 急逝(きゅうせい)の備忘録となっております。


近況報告としては、私のもう一つのアカウント

v4-b4plusの最近の記事を⬇︎載せましたので、

ハリネズミ 時間に余裕がある時に読んでいただければ、幸いです。


『’21.5/6(木)テーマを変更してブログ再開しました!』こんにちは前回のブログから(3か月間のブランクを経ての) 久々のブログアップです。◻️今年2/6(土)のペットロスから どうにか立ち直って、日々の生活をようや…リンクameblo.jp




◻️

【 備忘録(忘備録)】


⬇︎以下は、夫が他界するまでの3週間足らずの

備忘録です。


たいへん重たい内容ですが、よろしければ お立ち寄りください。




病院先月(4月)初旬、


夫が 鳩尾(みぞおち)と背中 の鈍痛を伴った腹痛で、 近所のかかりつけ医院を受診しました。



ここは夫が普段、降圧剤と尿酸値を下げる薬を処方してもらっていて、5年ほど前から定期的に通院している かかりつけ医院ですが、

今回の受診は、定期受診ではなく、私も付き添っての飛び込み受診でした。



痛み止めの飲み薬5日間分を処方され、経過観察をしていました。


その痛み止めを飲み切り、5日後に再度この医院を受診した際には、尿検査で『尿路感染症です』と言われ、抗生物質を5日間処方され、2日間ほど服用していたのですが、


症状は悪化の途をたどり、1日の大半を横になっていないと過ごせないくらい衰弱してきたので、さすがの異常さに(この医院はCTや超音波などの機材がないクリニックなので)、機材のある病院での内臓検査をこちら(私)から依頼したのです。



翌日、この医院からほど近い小規模病院に紹介状を持って、CT検査を受けたのですが、この紹介状は、CT検査を受けるだけの紹介状だったので、検査を受けたこの病院でのCT診断結果を聞くことは無く、検査画像を元の医院に提出後、その医院は、提出した検査画像のCD ROMを外部の検査機関に出しての診断待ち‥という、のらりくらり‥とした対応だったのです。



この時点で、私は、自宅からそう遠くないF医科大学病院に紹介状を書いほしいと強引にお願いし、すぐさま(即日)、紹介状を持って、その医科大学病院の救急外来を受診しました。




救急の診察時には、

付き添いの私は「待合室で待つように!」と

言われたのですが、夫が診察室に入ってから3時間ほど経っても 何の知らせもないので、受付で状況を尋ねてみました。


すると、しばらくして、点滴の処置を受けている夫の所に案内されて、 付き添うことが出来ました。


夫は私に『点滴でずいぶん楽になった!』と。




救急外来の窓口では、紹介状と一緒に前日撮った内臓のCT画像の資料も一緒に提出したのですが、このF医科大学病院では、この救急外来の受診時、造影剤を入れながらのCT画像を撮り、救急対応してくれていました。



医師から『肝臓と腎臓の機能が低下しているので(検査など2週間の予定で)このまま入院していただきます』と。


‥ 4/9金曜日 のことでした。







翌日4/10土曜日(入院2日目)


入院に必要なものをナースステーションに届けました。


今は、新型コロナの影響で、入院患者とは、家族でも面会は出来ないので、夫に会えずに帰りました。







4/13火曜日(入院5日目)


担当医から『病状の説明をしたいので‥!』と、

携帯に連絡が来たので、病院に出かけました。


面談室で、夫と一緒に聴けるものと思っていましたが、

医師は『先に(私だけに)お話があります』

『そのあとに、ご主人をお呼びします』‥と。


この時、初めて嫌な予感がしました。


それまでは、単に このまま入院して身体を休めたら、退院出来ると思っていたのですが、そのような状況ではないのだ!‥と。


医師の話を聴く前なのに、涙が溢れてきました。

マスクをしているので、誰にも悟られませんが。


医師が何やら肝臓の図を描きながら、私にもわかるように丁寧に説明してくれているのですが、ぼんやりと、どこかうわの空で聴いていました。


とにかく、重症だということだけ わかりました。


医師が『出来る限りのことをしますが‥』と。


私は、手術や抗癌治療を覚悟して、その退院後の生活も考えなくては!‥などと、この時は、まだ、そう思っていました。






4/14水曜日(入院6日目)


生肝検査‥ 検査結果は約1週間後ですが‥

検査結果がでる前に夫は亡くなりました







4/16金曜日(入院8日目)


病状がさらに悪化しているので、手術や抗癌治療、人口透析が出来る状況ではなく、なす術がないことを知る。







4/17土曜日(入院9日目)


この日、名古屋市の隣りの市に住んでいる息子が病院に来て、私と2人で医師から病状説明を聴きました。


医師『身内で延命処置の有無など話し合ってください』と。


(「延命処置はしない」を選択‥同意書記入)


医師からは、いつ急変してもおかしくない状態ですと宣告を受けました。



息子も、血液検査結果の腎臓の数値の推移などを診て‥、京都に住んでいる自分の姉に『意識のあるうちに会いたいなら 今日か明日しかないよ』と連絡。








4/18日曜日(入院10日目)


心電図を装着し、ナースステーションに一番近い個室に転室。



夫が

『この部屋に入った人は すぐに居なくなる!』

と言った言葉に、返事ができませんでした。



コロナ禍で入院患者は、面会出来ないのですが、夫がこの個室に移ってからは、いつでも面会を許されました。


この個室で、京都から来た娘家族が、父親と対面。

時間差で、息子家族も父親と対面。


夫の意識は まだ はっきりしていたので、久々に娘たちを見た夫の目から涙がこぼれ落ちました。



たぶん、

夫‥本人は、自分の死期が迫っていることを自覚した瞬間だったと思います。


とても切ない瞬間でした。








4/19月曜日(入院11日目)


治療として なす術がないので、選択肢として、

在宅治療に切り替え 家で看取る‥ことも考えました。


夫も家に戻りたかったに違いありません。

でも、現実的には、私は、緩和ケアを希望しました。


緩和ケアの病棟は、今いる一般病棟から、離れた場所にありますが、同じ病院の敷地内にあり、迷路のような複雑な移動(ベッド移動)をして、緩和ケア病棟に移りました。


病院の手続き上は、

消化器科から 緩和ケア科に 転科となりました。


担当医師も 緩和ケア科の医師になりました。


この緩和ケア科を選択した理由は、

痛みを和らげてくれることと、

24時間付き添いが出来ることでした。


この日、私は同室に泊まりましたが、

麻酔が切れると苦しい息づかいになるので、

私は 寝付けずにいました。


救急入院した夫が 重症と知ってから、

ずーっと寝不足だったので、自分の体調を考え、夜中、少し離れた(別室の家族の)控え室に移って仮眠をとりました。








4/20火曜日(入院12日目)


そして朝方まで(私は)家族の控え室で3時間ほど眠って、夫のいる個室に戻ったのですが、

このときは、昏睡状態で、もう目を閉じたまま、穏やかな息づかいでした。


医師からは、『きょう‥このまま‥目を覚ますことなく ‥』と、 告げられたので、

昨夜病室に来て帰った息子に、連絡すると、

1時間ほどで 駆けつけてくれました。



心電図で、不整脈が多くなってくると、

最期が近づいているサインらしいのです。

息子の目からも、涙がこぼれ落ちました。


私と息子は、夫の命が尽きる瞬間まで、

夫の両手をそれぞれ握り、

旅立ちを見送りました。



🔹🔹🔹



【私の1型糖尿病の検診日】


昨日(5/18)は、私の1型糖尿病の定期検診日でした。


主治医に、夫が急逝したことを話しました。


私が1型糖尿病になってから、25年間ずーっと同じ主治医(当時34歳)で、私(当時39歳)が入院する度に、夫も主治医に会っていたので、夫のことをよく覚えてくれていました。


なので、きのうの診察時間は、1型の内容よりも、夫の急逝した経緯が中心になりました。


夫は、横行結腸がん起因の肝臓転移の末期状態だったのですが、2年前に大腸ポリープで内視鏡手術を受けた際、次は1年後の検査を受診するはずが、2年ほど経っていました。


ちゃんと1年後に内視鏡検査を受けていれば、早い段階で癌が発覚し、手術や抗がん治療で治療出来た可能性が。


夫の横行結腸がんは、血液検査だけでは、発見しにくい箇所の大腸がんとのこと。


一般には『人間ドック』が早期発見の一番有効な手立てらしいです。


🔹🔹🔹


1型定期検診日は、前回まで、夫が🚘で、送迎して くれていました。(検診日は予約なので、夫が仕事をしていた時期も、予め年休を取ってくれたのです)



今回の受診は、(約3年ぶりで)公共交通機関で出かけました。


もうこれからは、夫が病院の送迎をしてくれることは無いのだなぁ‥と、思うと、いままでの感謝と寂しさとで、一定の時期が終わってしまったこと(常はいつまでも続くわけではない‥無常)を思い知りました。

◽️


コロナ禍前は、1ヶ月毎の受診でしたが、今は、10週毎の受診になったので、1ヶ月分でさえ、嵩(かさ)のある荷物(インスリンや消毒綿など‥)が、2.5倍の量になるので、カートで出かけました



下の画像は、ショルダーバッグ以外

病院と薬局で処方されたものが入っています


まるで、旅行に行って、お土産を たくさん買って

帰って来た人みたいです(^◇^;)💦


⬇︎




その中身が‥これです

⬇︎



リブレセンサーを 次の10週後の検診日(70日分)まで フルに使用できる分(リブレセンサー5箱)を 処方してもらいました。


1年と数ヶ月の間、血糖測定器だけの値で 血糖値を管理していたのですが、特別な状況のこの1ヶ月間は、さすがに このシンプルな血糖値管理に自信が持てなかったので、Amazonでリブレセンサーを3箱(14日×3箱)購入して、使用していました。

(一箱約7000円×3)

実費なので、高くつきましたが、非常時なので、

しょうがありません。


そんなこともあって、今回の受診時には、3割負担で 次回の受診日までのあいだ フルに使える分のリブレを処方してもらったのです。


ガーディアンコネクトとリブレセンサーの どちらかを 私自身が選択して、それを処方してもられる環境なのですが、


両者の使用感を比較すると‥


装着時の手間、装着日数など‥

私の場合は、リブレセンサーの方が 使い勝手がよかったので、リブレの方を選びました。


しかも、いつのまにか、LibreLink のアプリも出来ていたので、早速、スマホにインストールして使用していました。


前回 3/2 の HbA1c は、7.3%  

 この時は、ペットロスの影響でプラス0.3


今回のHbA1cも、7.3% 


2〜3百台が頻回出没し、2桁台は ほとんどなかった割には、高額リブレのおかげで、補正うちができたので、この値だった‥⁈ と。


いつものシンプルな管理なら、8%台だったと思います。


なので、もうしばらくは‥

リブレセンサーを装着して 7%台をきる値になったら、その時はまた『 脱リブレ』をして、血糖測定器だけのシンプルな血糖管理に戻るつもりです。



長文にお目通しいただき、

ありがとうございました m(_ _)m

v4-b4ぽってりフラワー