17日、横浜市に日清食品ホールディングスが


即席麺の歴史や食の楽しさを伝える「安藤百福発明記念館


(カップヌードルミュージアム)」を開業した。


創業者の安藤百福氏が発明した「カップヌードル」などにまつわる商品や


展示の手作りできるコーナーを通じ国内外にブランド力を訴える。


 同館は延べ床面積1万平方メートルで、アートディレクターの


佐藤可士和氏が監修したという。


カップヌードルや「チキンラーメン」が誕生した歴史や百福氏の発想の


原点などを映像や再現模型で紹介している。


世界の麺料理を堪能できるコーナーもあるようだ。


 同社によると世界の即席麺市場は年間約953億食で拡大基調にあるという。


安藤宏基社長は「子供たちに食や発明の面白さを知ってほしい。


世界各地で同様の施設を展開できれば」とコメントを残した。